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カテゴリ:法科大学院と司法試験
今日は、良いお天気で、気分はさわやかです。
午前中は行政法の択一問題をやって、これから去年の民法・民訴の論文答案を4時間で書きます。これは、去年いろいろ話題になった問題で、解説も去年聞いたのですが、解説を1度聞いたくらいでスラスラ書けるほど、新試験は甘くないことはよくわかっているつもりです。 きっと迷うよ。悩むよ。それが楽しいと思えるようになりたいものです。 …… いやー、覚悟はしていましたが。本当に難しかったです。これは、特例法が難しいんじゃありません。事例を見ながら、債権の減った増えたをしっかり把握するのが意外と大変で、見落としてしまいます。 大筋、わかりやすいじゃないかとなめてかかったら、すごい見落としがあってびっくりしました。それに気付かないと、債権の前提が狂ってしまうので、解答に与える影響が大きいのです。民法以上に、民訴もダメダメでした。法律の解答としては問題の指摘があいまいで、ピントが合っていません。去年感動しながら聞いた解説メモによると、もう全然合格レベルに達していません。つらいです。 解説を聞いて、わかったような気になることの恐ろしさを実感しました。実際にやって確認していかないと、とんでもないことをやらかしそうです。 教訓。例え何かわからないことが出てきても、それであせって、事実の大きな見落としをしないように。今回は、わかっていないことに気付きもせず、つまり、あせりもしなかったのに見落としました。一つの事実の中に、何回も動きがあって、細心の注意を払っていたつもりが、全然大穴があいていたのです。こわいです。最初に見落とすと、もう気付きようがなくなってしまいますから。 事実が素材。知識はツール。素材のチェックをして、分析が正しくできないと料理のしようがありません。何かに気をとられると、他のことに注意が行かなくなって、二次被害が出ると甚大な影響が出ます。そうなると、どうにもなりません。 民事でこんな調子では、合格なんて全然無理。どうにもならないという状況です。ちょっと深刻です。 来年は、どんな問題がでるのでしょうか。今年のような感じで問題が出てくれると良いのですが。それだって、できるかどうかわかりません。いくらか取り付く島がありそうだというだけのことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月28日 18時38分29秒
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