昨日の飲み会で、先生が「裁判所に提出する書類は、どんなものでも、自分の主張をアピールするチャンスだよね。」とおっしゃったのが印象的でした。
例えば、証拠説明書を出すにしても、「裁判所の仕事を代わりにやらされている」と思うのではなく、「自分が提出する証拠の重要性をアピールして、少しでも有利な訴訟活動をしよう」と思うのであれば、おのずと、書き方は変わってくるはずだと。この証拠が何のための証拠かという説明で「請求原因一般」というような説明をするようではみすみすチャンスを逃すようなものだということのようです。
そういう目で見ると、ささいな文書でも、おろそかにはできないのだということはわかるような気がします。
もしかしたら、試験も自分をアピールするチャンスなのかもしれません。「私は、この点については理解している!」「この答案のここを読んでくれ!」それを採点委員の先生に伝える作業なのかもしれません。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月11日 19時07分56秒
もっと見る