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カテゴリ:法科大学院と司法試験
願書をいつ出すか、がちょっとした話題になっています。願書を出すタイミングについては、いろんなウワサが流れているのです。
曰く、「初日に出す人は自信のある人だから、優秀な答案が多い。そういうところに自分が混じってしまうと、比較されて印象点で不利になる。」 曰く、「選択科目ごとに受験番号が決まるので、あんまり締め切りぎりぎりだと、後の選択科目の初日の人と一緒に採点されてこれまた不利になる。」 実際に、去年不合格で今年合格された方が、「初日に出したら、まわりは東大の人ばかりだった。」とおっしゃっていたので、我ロースクールでは「初日に出すのはダメらしい。」というふれこみになっているのです。 旧試験からの人の話だと、ウワサのバラエティーはさらに広がります。 曰く、「単純に来た順に並べるんじゃなくて、その日持ち込まれた願書と郵便で来た願書をシャッフルして番号をつけているらしい。」 曰く、「そのシャッフルの仕方も毎年かわるらしい。」 事務方の感覚で言えば、毎年シャッフルの仕方を変えるってことはあまり考えられません。「そんなことまでかまっているわけないでしょ。書留の確認をしたら、後は来たものを並べて、上から順に番号をうってるだけよ。」という感じなのではないかと思うのですが、受験生にとっては重大事で、いろんな憶測が飛び交っているようでした。 こんなのもあります。 曰く、「でも、後のほうになれば、受け控えをする人の率が高くなって、席が広々と使えて良い。」 受験番号の近い人の中で有利か不利かは、自分で確認のしようがありませんから、そんなに気にせず準備が整ったら出そうと思います。でも、広い受験会場で、知っている人が誰もいなくて、一人ぽつんとした気分で受験するのもさみしいかも、という心配もありました。 でも、話を聞いたら「なあに、東京でも倒産法の会場はメインの教室が1つ、あと、2つ目の教室にちょっといたくらい。来年は人数が増えるけど、せいぜい2つか3つの教室だよ。ちょっと顔を動かせば、知ってる人が何人もいるような、そんな感じだよ。」ということでした。 ちょっと安心しました。 東大でも4割くらいの人が落ちる試験ですから(それを考えると、うちのロースクールでも合格できるってすごいと思います。堂々と受験してこようと思います。)、うちのロースクールがいくら今年の合格率が低かったからと言って私達が引け目を感じることはないと思います。上位校の人は、「受かって当然」というプレッシャーがまわりじゅうからかかるでしょうから、その点では大変ですね。開き直って、チャレンジャーの気分で試験に臨めるのが、私達の強みかもしれません。 さあ、いつ出そうかな。 でも、やっぱり初日はやめておこうかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月27日 13時06分02秒
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