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カテゴリ:母子家庭問題
ほんっと~にご無沙汰してしまい、ご心配をおかけしてすみません。
おきーは無事です。ちゃんと仕事しています。 でも、人生一大決心の半年でした。 思い立って、家を購入したのです。 これまで、ばあちゃんは「引っ越しなんて、私が死んでからにしてくれ」などと無茶なことを相変わらず言っていたのですが、老朽化した家はいい加減危険なので無理くり引っ越そうと考えていました。できれば、駅に近い方に引っ越したかったのですが、ばあちゃんのお友達が沢山いるエリアに手ごろな建売が出たので、思い切って買うことにしたのです。 一言で「買う」と言っても大変でした。 日ごろ、他人様の不動産の売買には手出し口出ししているくせに、いざ自分の家となるといろいろ問題がつきまとうものです。通勤に便利なところが良いとか、息子の高校入学もあって進学先に近い方が良いとか悩みに悩みましたが、結局、ばあちゃんが引っ越して嬉しいと思うところを模索して決めたのでした。前の住所からさして離れていない距離にばあちゃんのお友達が沢山いるエリアがあったので、そこを探していたら、たまたま1件だけの建売物件が出たのです。 図面を見た瞬間に「これだ!」と思いました。昔取った杵柄、長いこと不動産調査をやってきた勘がピンとひらめいたのです。きれいな地形、すっきりした建物の形とちょっと凝った玄関、間取りの合理性、駐車場も沢山とれる広さ。田舎ならではの安い価格。これだね! まだ図面しかない状態から狙いを定めて、業者に連絡して似た仕様の物件を見学に行きました。さらに、できあがる前から値段の交渉をして値下げしてもらいました。本当はもっと下げてほしかったけど、他の人に売られるのが嫌だったので、200万さげてもらったところで納得するしかありませんでした。 資金の調達にドキドキしたり、いろんな苦難が次々と待ち受けていました。最もヒドイ思いをしたのが引っ越しです。捨てても捨てても沢山のガラクタが私を襲ってきます。ばあちゃんが50年かけてため込んできたものは半端な量ではありませんでした。ばあちゃんは、なんでこんなものをため込んでいるんだろう。。とりあえず、先にばあちゃんと弟を引っ越しさせ、残った私と息子はガラクタ整理に苦心しました。とにかく、せっせと捨てたのですが、行けども行けどもガラクタは減りません。まるで魔物が家の中に潜んでいて、引っ越しを邪魔しているように思えてくるほどでした。 植木屋さんに木を切り倒してもらったり(うちの両親は庭にさんざん草木や樹木を植えたのでした。。)、老朽化した物置を壊したり、思った以上に時間とお金がかかってびっくりしました。 ようやく、本当にようやく、私と息子が9月半ばに引っ越しし、さらに残ったガラクタ捨てにみんなで心血を注ぎました。おかげで肝心の仕事がこなせず、9月の仕事の売り上げは激減したのです。大損害だわ。でも、なんとか9月で前の家を引き上げることができたのでした。本当に、やれやれです。 引っ越しが終わってみると、新居に移動した荷物もほとんどがガラクタで、まだまだこれからたくさん捨てるものがありそうです。早く整理整頓したいけれども、しばらく休んでからにしようと思います。とにかく、今は引っ越せたことを喜びたいと思います。 新居は、建売には見えない物件で、とても気に入っています。不動産の売買物件を見ても、建売でうちより良い物件はまだ見ていません(こういうのを「家主バカ」とでも言うのでしょうか)。コスパは最高だと思います。ばあちゃんも「みんなに褒められる」と言って喜んでいるし、買い物も楽になったので良かったと思います。これが最後の親孝行かもしれません。 一昨日、ネットを見ていたら、「今年はとても良い転居の方位がある」っていう記事があって何気なく見たら、「これってうちの転居じゃん」という内容でした。なんでも、通常の吉方の60倍の良いことがあるんだそうで、どうしてかは全くわかりませんが、ちょっと意外に良い話のような気がしてなんだかとても嬉しいのでした。 さて、まさに心機一転、初心に帰って仕事に邁進しようと思います。でも、その前に、明日の土浦の花火大会、絶対に晴れますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年10月06日 20時51分24秒
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