来年度の予算の話で,また国債が増加したこと,国民一人当たりの額が1000万円を超えた話などがありました。こんなに大きな負担を将来的に若い世代に負わせることはなんとも心が痛みます。
何とかこれを減らしていく方法ってないのでしょうか。財源として消費税を使うとものすごい増税になるような話を聞いたことがあって,国債を減らすためにはそれも仕方がないのかと思いつつも,あんまり急な増税も厳しいよなあとも思います。
素人考えだから何でも言えちゃうのですが,震災の時の特別復興税のような,所得税にちょびっと上乗せみたいなやり方を,国債の増減に連動させるようなやり方をするのはどうでしょうか。国債が増えた時には国債特別税(国債を返済するための税金)も増加するっていうやり方で,その増税は国債が増加した時に選挙権がある人だけを対象にするっていう方法。
これの良いところは,国債が発行されるたびに,国民からの意見が炎上するシステムになり,国債の発行に対して,政治家が慎重になるという効果が期待できるんじゃないかということです。国債が発行された年に選挙権を持っていた人の所得に対して税金をかけるようにすると,少なくとも,選挙権がなく国政に意見を言えなかった人たちへの増税の影響は減らせますよね。借金をしなければならないような政治家を選んだ人の責任ということになります。選挙権がある人は,国債を減らしてくれそうな人を選ぼうとするでしょうし,政治家の方々もみんな必死で,国債を減らそうと考えてくれるのではないでしょうか。今のままでは,国債を減らす話なんて,政治家のだれからも聞こえてこないように思います。減らす気ないでしょ,増やすだけでしょ,って感じです。
このままで良いわけないでしょ,って本当に思います。
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最終更新日
2022年09月17日 17時08分00秒
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