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2006.11.24
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カテゴリ:カテゴリ未分類
夕張のニュースが繰り返し流れている
市の機能が喪失しつつあり、文字通り「ゴーストタウン」化しているのだ。
図書館という聖域までなくなるのだから深刻だ。
しかし、これは全国的な現象の顕れなのだろう
私の住んでる集落も住んでいる人は60代以上の高齢者ばかりだ。
若者はいない。
私の住んでいる集落は筋金入りだ。
そんじょそこらの歴史ではない
熊襲(クマソ)の時代から川のほとりに文明を育んできた・・・と思われるし
西南戦争時は薩軍が泊まった記録もある
それ以上に私の子供のころ、ここは子供で満ち溢れていた。
夏休み等は、朝から晩まで海水パンツ一枚で
中学生から小学生まで色んな遊びをしたものだ
そして十五夜では、村のお堂で藁をしきつめ大人も子供も参加して
相撲大会をした。
無名の村だが、そこには歴史があり
村は脈々と生き続けてきたのだ。
なによりも、私は村の上級生のテープレコーダーでS&Gを知り
ポールマッカートニーを知ったのだ。
しかし彼らはもういない
生意気を言って叩かれたこともある。
しかし彼らはどこかに行ってしまった。
僕は一人、なぜだかこの村にいて、一人S&Gを聴いている。
僕が年老いたら、この村に何人の人が残っているのだろうか。





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最終更新日  2006.11.25 00:14:15
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