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2008.01.07
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カテゴリ:カテゴリ未分類
カナデさんは、現在中3で女の子である。
吹奏楽部でサックスを弾いている。いや吹いている。
成績は私の勤務する塾で1位、
いやすばらしい。
カナデさんは、いつもクールをきどっている。
私の言うことにことごとく逆らう。
ゼンマイザムライにはまっているようである。
私が数学を苦手なのを知って、わざと数学の質問にくる。
私はなぜこんな冷たそうな顔が好きなのだろうと、いつもぼんやりカナデさんを眺めている。
女性には色んな時期がある。
ぽんやりと可愛い時期
ぴちぴちと色っぽい時期
カナデさんは、今全ての輪郭がはっきり、ある種の清廉さに包まれている。
あの紺のセーラー服と、ローファーと、黒いストッキングが黄金率をもって彼女に在る。
もっともシャープな時期なのだ
「昔は無邪気でした」
なにやら哲学めいたことを言う。
彼氏はいないそうだ。変な虫がつかないでほしいものだ
この前、吹奏楽部の演奏会へ行ってきた。
カナデさんは文字通り奏でていた。
「AND I LOVE HER」のソロを・・・
愛も恋も分からない、美しい少女が、こんなラブソングを吹くなんて
吹奏楽部顧問の男の首を絞めたくなったものだ。
娘がもしできたら、カナデとつけよう
私は彼女のソロを聞きながらそう思った。





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最終更新日  2008.01.08 00:18:52
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