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昨日、NHKでチャップリン特集があり、色々考えた。
「独裁者」のラストの演説シーンを見て、 ジョンレノンのイマジンを思い出した。驚くほどその根幹に近いものがある。 元々、ジョンレノンとチャップリンには共通点が多い。 イギリスの皮肉っぽいユーモアにその表現の基礎がある点。 アメリカで成功しながら、アメリカをシニカルに見続けていた点。 当局から圧力を受け 追放されてしまった点 当局から圧力を受け 追放はされなかったが、暗殺されてしまった点。 アメリカという国のグロテスクさは 平等、民主主義が 他国の圧倒的な 不平等さを犠牲にし成り立っている点 自国の利益のために平気で戦争を起こし、それが許されると思っている点 二人とも住んでいたからなおさら判ったのだろう。 元々帝国主義は、イギリスの発明だが 第二次世界大戦以降、特にベルリンの壁崩壊以降はアメリカの独断場だ。 マッカーシーの存在を持ち出すまでもなく アメリカは止まらない。 今度は二酸化炭素で世界を滅ぼす気だ。 何度ウソをついたのだ? 何発東京に爆弾を落としたのだ? 朝鮮に地雷を何個置いた? ベトナムに枯葉剤を何トン撒いた? イラクに何発ミサイルを打ったのか? 全部正義のためだったろう? 今は亡き二人にはそれが見えていた。 ナチズムが独裁者ではなく アメリカの存在が独裁者なのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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