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子供のころ、何気なく昼間の時間みていたら、この炎上が放映されていた。
主演の市川雷蔵のその演技は、演技と思えぬ感じだった。 もっとも市川雷蔵のスクリーンでの評判は知るはずがなく もっと根本的に彼とかかわらざるをえない つまり 彼の表情、体の動かしかた、無論セリフ回しが強烈に残っていたのだ。 共演の仲代達也も圧倒的で 本人曰く「足りないところの演技は昔から評価されていた」 そして、今回20年ぶりに見て凄いのは 彼らの存在感は全く変わっておらず、それから知識を得て、半端な知識を詰め込んだ私をまたノックアウトしたということだ。 そしてわずか10分しかでていない、中村玉緒の美しさ 足を掻いたり、だらしない部分の演技。これは今回解かったことだ。 とにかく10代の子供だった私を揺らしたものは、なんら変わらぬ様式をもってそこにある。 わたしは市川 崑ファンでも、なんでもない しかしこれは彼の勝利だ。 なぜなら、金閣を燃やした男の動機が ジョンレノンを殺した男の動機(スーパーアイデンティファイ) と同じであると20年たっても思わせているのである お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.05.27 01:31:22
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