韓国資料:ヤンバンの数
折角何冊か韓国の歴史の本を買ったので、そのなかからすこし引用してみたいと思います。といいますのも、ネットのなかではちゃんとした資料が提示されていない風評ばかりが多くて、あんまりためにならないからです。ですから、ここではちゃんと発行されてる本から引用します。今回は前にもちょっと触れた両班(ヤンバン)についてです。ヤンバンの数なんですが、あ、孫引きになってしまうのですが、Palais, James B. 1975. Politics and Policy in Traditional Korea. Cambridge: Hrvard University Press. P.51がCummings, Bruce. 1997. Korea’s Place in the Sun: A Modern History. New York: W. W. Norton Companyの55から56ページにて引用されています。イ・キュギョンが19世紀に語った言葉として以前は25%以下だったのが、今では人口の半分にもなっている。このヤンバンたちが、全然生産活動に貢献してないと嘆きました。同じくカミングスの56ページによると、西洋人から見たヤンバンはすべての近代的な徳を欠いている。彼らは怠け者、放蕩、勤労精神など持っていないように見受ける。とのことです。なんだか本を読んでいたら、論文の時のストレスを思い出してきたので、今回はこれで終わりにします。また、そのうち引用しておきます。