カテゴリ:こころざし
ランキングに参加しています。花をクリックお願いします。
にほんブログ村 ^-^◆ 「こころざし」についての或る雑談 佐取「阿武さんが先日言われていた『こころざし』についての 事なんですが…………」 阿武「ほう~、何でしょう? (^。^)」 佐取「私が学生時代に聞いた言葉なんですが……。 『志』のついた言葉がありまして……。 以来、それを座右の銘にしているのですが……」 阿武「それは……?」 佐取「それは、まず『立志』です……」 阿武「リッシ……?立つ志と書きますね……」 佐取「その通りです……。 これは、けっこう誰でも語る言葉ですよね」 阿武「そうですね。……それから……」 佐取「次が『励志』です。 つまり、志を立てても挫けそうになります……。 そこで励ますという事です」 阿武「…………なるほどね……」 佐取「最後が『持志』です。 更に、志を立てても忘れそうになります。 そこで持ち続けると言うものです。 この三つの段階で『志』は完成するのだそうです」 阿武「フム、フム…………(ー_ー)」 佐取「逆に言えば『立志』だけでは、なかなか『志』は 完成しないようです!『悟りやすく、忘れやすし』 と言うところでしょうか……」 阿武「なるほどね……(-.-)」 佐取「『志』の3段活用のようで大変気に入っています。 若い奴等への年賀状には、よくこの言葉を添えています」 阿武「フム……ナルホド……3段活用ですか……(ー_ー)」 佐取「……です。 えっ?……阿武さん、何か浮かない表情ですね。 考え方が違うんですか?」 阿武「いやいや、そういう言葉や考え方があるのは、 聞いたことがありますし、なるほどとも思います」 佐取「思いますが……、何でしょう?」 阿武「言葉の解釈の問題ですから、たいしたことじゃ ありませんが……私が『志』という言葉を使うときは、 挫けそうになる事はあっても、忘れそうになる事など 決して無い強い思いについて語る時です……」 佐取「なるほど、……いやいや、たいしたことですよ……」 阿武「『持志』の概念もこれを言われた人とは異なります。 いつも『志を立てよう』と呼びかけるのではなく 『志を持っていますか?』と問うているわけです。 わざわざ、考えて立てるというよりは、 知らず知らずのうちに持っているものが、 私の言う『志』です。 真剣な生き方から自然と生まれるものです……」 佐取「……うーん」 阿武「持続して持ち続けてこそ『志』であって他は単なる、 『思い』のレベルと整理しています。 『思い』というのが厳しすぎるとしたら、 今、あなたが言われた『志』の概念は私流には 『願望』の範疇に入ります……」 佐取「うーん、阿武さん達の世代はそうかもしれませんね。 しかし我々の世代では、この三段活用は十分説得力 があります。 ……なんせ『折衝』を『接渉』と書く世代ですから……」 阿武「なるほどね……『親身』を『真味』と書く若者も 多い……。言葉の捉えかたにも変遷があって 面白いですね……(^。^)」 ランキングに参加しています。花をクリックお願いします。 にほんブログ村 ================================================= お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[こころざし] カテゴリの最新記事
|
|