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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ おとぎ話 「 勇者はどこに 」 ガリバーの時代……西洋のとある国で……、 国が衰え、民は貧困に喘いだ。 民のある者は淡々と土を耕し、 黙々と鍛冶の技を磨き、 又汗して漁に勤しんだ。 その他の多くの民人は、政治を批判し嘲笑した。 ……そして、その嘲笑に値する政治が延々と続けられ、 民は、何年も何年も批判と嘲笑を続ける事となった。 何も動かず、何も変わらず、民は疲れのみを味わった。 ある時やっと、心ある民は、己の手に、 己の国を変える力の無い事を知った。 自らのこととして捉えていない……そんな己に気付いた。 気付きはしたが、だからといって何も変わらなかった。 心ある民は居たが、勇者が居なかったのだ。 失望と、嘲笑が、いつまでも国を覆い、 国を捨てる者が続いた……。 勇者無き国の空しい、空しい、昔ばなし…………。 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ================================================= お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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