カテゴリ:先輩・後輩が居酒屋で……
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆酒呑み雑談【12】なぜ挑戦するか……その心情 [上] <Renewal> シゲ「先輩!先ほどから話を聞いてましてね……、 やっぱり何か焦っておられたんじゃないかなという気が してならないんですが…………。 どうですか……?(゜_゜)」 ゆり「そうそう……、私もそう思う……思う……ウン( ̄ー ̄)」 志時「うーん……焦りか……焦りねぇ……かもしれんなぁー。 ……というより、うーん……、 (一_一) ……むしろ挑戦だった様な感じかなぁ……」 ゆり「挑戦!!!! ………? (゜-゜)」 志時「いや違う……チガウ…チガウ……。 違うなぁ………。 ……ちょっと格好よすぎる……。 うーん……、なんか……こう、ケジメだったかなぁ……。 ………意地をかけた」 シゲ「ケジメ……?……?……?」 ゆり「志時先ぱ~~い……何でそんなに悶えてるんですか?」 志時「――うーん。 ふぅぅぅ……どうもうまく言えん……( ̄~ ̄)」 ゆり「……???」 志時「………うーん、 自分が……うーん……何者かっていうか………。 そのう……なぁ……。 ………………うーん……(>_<)」 ゆり「!……何者?…?…? ………曲者カナ?(^○^)」 シゲ「コラ!! ゆり!! <`ヘ´>」 志時「ふふふふっ………………。 どれ位の事ができる人間か……っていうか、 うーーーーん…ーー。 ほら……大きな転機を迎えた時の、このー何というか、 ……そのう何というか、 ほら………なっ? ……逃げちゃ……いかんっていうか…………」 シゲ「……?」 志時「………なんか、そういうケジメに似たような……、 感覚だったかなぁ………うーん。 ……どうも……(-.-)」 ゆり「へえー……32、3才位の年で……? メチャクチャ真面目だったんだ………。 なんでぇ~~? ……わかんな~~い……???」 シゲ「ウーン、………意地ですか?……意地ねぇ」 志時「………。 3人目の男の子も3才にはなっていた……し」 シゲ「お子さんが…………? ………フーム」 ゆり「せんぱーい! この前聞いた感学……何とかいうのも、 関係あるんですか?」 志時「ウン? 何だ?」 シゲ「ゆり、何よ、それって…………?」 ゆり「ほら先輩、干支の何とかって言ってたでしょう?」 志時「ああ、あれか……。 ……うーん……関係あるかなぁ……」 シゲ「何です?それって…………? ……エト?」 志時「うん、関係あるなぁ。 ……関係ある。 ……いやねシゲさん、 俺って以前から『6』の倍数に結構こだわっててね。 ………まぁ縁起担ぎみたいな話なんだが…………」 シゲ「ロク……? 6ですか?へぇー……?」 志時「例えば時間だが60秒が1分で60分が1時間だろう。 24時間で1日。……みんな6の倍数なんだよな……。 なぜか……」 シゲ「なるほど……。そうですね。……ふーん」 ゆり「12ヶ月で、1年だもんね……これも6の倍数……」 志時「干支が12年で一巡り。……60年で還暦だ」 シゲ「世の中って大体十進数が基準ですよね。 まぁ人間の指がこれだけあったから、 これを基準に十進なんだろうけど」 志時「うん……俺な。 人間の運命っていうか巡り合わせみたいなものはさ、 時間と関係の深い『6』をベースとした数字の方が、 関わりが深いように感じてるんだ。 ……若い頃からな……」 ゆり「えーと……それから、 人の体に関係ある数字もそれに近いって言ってましたね。 ……体温が36度台で……脈拍が一分間大体72回で…… 呼吸が一分間18回でしたかね? …先輩……6の倍数」 志時「あくまで平均的な話だよ……コジツケ流かもしれん。 ………しっかし、ゆり、よく覚えてたなぁ………」 ゆり「この前、聞いたんだもんね………。 へへぇ……(^_^)」 志時「まあ、占いの様な話だから科学的な話ではないが……。 シゲさん、嫌いかこんな話………」 ゆり「なんの何の、結構乗ってきますよ。ねっ!シゲ先輩」 シゲ「ええ、僕もおみくじなんか、割りと信じる方ですよ」 志時「ふーん、そうか。若いのになぁ……。オモロイなぁ」 シゲ「……で、それが?……」 志時「ウン、まぁ飲みながら聞いてくれ……。 それで、今日の話に一番関係あるのは、 さっき言った干支の話でな。 つまり、生まれた年には自分の干支を知らないよな、 ……当然」 ゆり「そりゃそう、赤ちゃんだもん……」 志時「人生で、最初に我々が自分の干支、 つまり、年男とか年女とかを意識するというか知るのは 12才の時だ。次が24才、そして36才、48才、 60才ってなっていく訳だ」 ゆり「特に、年賀状書く時なんかに意識するね………」 シゲ「後……72、84、96………ですね」 志時「ああ、そうだ。 ………ほら、よく世代間の意識の違いのような話をする 時に10代、20代、30代なんていって、 層別するよなぁ……」 ゆり「そうそう、アンケート調査とか……ねっ」 志時「俺は、年齢を層別に区切る時12年、 つまり干支で区切るようにしている……」 ゆり「……6の倍数のこだわり? ……そう言えば成人式は20才だけど婚姻できる年齢は 男性は18才だわ。……六進数だ。ねぇ。 ……もっとも女性は16才からだけどね…………」 志時「ははははっ………六進数か……面白いな」 シゲ「ふふふふっ……、六進数ねぇ………」 志時「この世に生まれてからだな、還暦に至る迄の、 五つのサイクルを、それぞれ『感・学・考・情・断』 という風に表現して考えてみた…………」 シゲ「『関学工場談』?……何です? それって……?」 志時「いや、単純な話だ。……12才までは、感性の『感』 つまりフィーリングっていうか感受性のようなものを 育む重要な時期と思う訳だ」 シゲ「………!」 志時「……人としての性格の根幹でもある。 昔から『三つ子の魂100迄』なんていうだろう? 聞いた事あるよな?……そんな……魂っていうか、 ……情念に関するものの根本が、 醸成される時期だと考えるんだ…………」 シゲ「12才っていえば……小学6年生迄か………ウン」 ゆり「ねっ? シゲさん、感覚合うでしょう?」 志時「……人間の感じ方の根幹というか、 精神的な土台の様なものは、ほとんどこの時期に 培われるんじゃないかと思っている」 シゲ「ウーン…………なるほど」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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