カテゴリ:考えさせられる話
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 時代の進化の中で思う……孫の育成 [4/7] 妻「ああ……核家族……ねぇ。 これはけっこうな問題を生んでいますよ。 出産・育児なんかに顕著だと思うなぁ……。 ……だって、ほとんど夫婦だけで育てなきゃならないし、 特に母親に掛かる精神的、肉体的負荷は想像を絶しますよ」 夫「……確かに……。ノイローゼになる人も居るらしいなぁ」 妻「私たちが子育てをした頃は、先代と一緒に住んでいるか、 比較的近くに住んでいることが多かったのよね。 ご近所様からの支援なんかもあったしね……」 夫「そうそう、身近な先輩に学ぶチャンスも沢山あった。 確かに人間関係面での煩わしい面もあることはあったが、 大いに助かっていた面もあったわけだ。 最近は体験して、そして失敗するまで問題に気付かないと いう事が多くないか?」 妻「…………ですかねぇ……」 夫「例えば子供に背かれてみて初めて、 現代っ子との精神の断絶みたいなものに気付くとかさ……。 あるよね……」 妻「…………ええ、まぁね……」 夫「近年、教育問題が色々と取り沙汰されているやろう……。 小学校、中学校、高校とね。 私も子供の教育というのはいかにあるべきかという事を 基本的に考えてみなければならないと思っているんだ……」 妻「……あなたが……ですか? もう子育て、終わってますけど……(^-^)」 夫「うん、しかし社会全体の大きな問題だと考えているからね。 ただ、子供の教育というのをね、単純に教育問題として、 子供、教師、親、学校、情報といった関連だけで考える事が 難しいんだよね」 妻「どうしてですか?教育ってそんなもんでしょう?」 夫「うん……。しかし、……このー、何というか、 その関連だけで考えたら余りにも狭い気がするんだよ」 妻「狭い……? …………ですか」 夫「教育の原点は、先に生まれた世代が後から生まれた世代に、 自分達の経験に照らし、より良い人生が送れるように、 一つの訓練を施すって事だよね」 妻「……ええ、確かに……。難しく言えば……( ̄ー ̄)」 夫「様々な経験を伝えていくという表現もできると思うけどね。 親と子の関係なんて、昔に比べてそんなに、 決定的には変わってないよね。 所詮は、動物の親子だからね。気を付けなきゃいかんのは、 伝えていく事の背景となっている『時代』というものに 気を付けなきゃいかん訳よ。 子供の教育という問題は、社会全体との関りの中での問題と いう風に捉えないといかんと思うんだ……」 妻「うーーん……、言葉としては分かるんですけど…………。 何だか……また、難しくなってきたみたい……(^-^)」 夫「さっきから、言ってるように世の中は、 凄い勢いで変化してきているし、テンポがすごく早くなって きているという事が、子供の問題のなかにも何か影響が 出ていないかなって考えてみた訳よ。 そしたら、一杯あるのよね」 妻「……あるかしら……?」 夫「僕等が5才の時に持ち得た情報量とね、 今の5歳の子供が持っている情報量には、 格段の差があるんだよね。想像を絶するくらいの……」 妻「うん、それは何となく分かる……」 夫「最も大きな原因は、基本的にはテレビだろうと思うね。 僕達の子供時代の映像と云えば映画しかなかったよね」 妻「そうそう、そうですね……。 よく父に映画館に連れて行ってもらいましたよ」 夫「うん、親に連れられて映画館に行ったね。(^-^) 普通は小学校に上がってからの事だったよね。 実は小学生になる年齢まで映画を見れなかったという事は、 ものすごく大きな意味があるんだよ。 妻「……?意味ですか? どんな意味があるって言うんですか?…………一体」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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