カテゴリ:考えさせられる話
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 時代の進化の中で思う……孫の育成 [5/7] 夫「現代のテレビでは毎日ドラマやニュースやバラエティ番組が 放映されていて、社会の構造とか、大人の生活とかに、 触れるんだけど……、それもリアルな動画でね。 昔は、幼少の頃は一切目に触れることはなかったからね。 自分の親とか家族とか、親戚とかいった範囲内でしか 大人と接触しない訳だから……」 妻「うん、そうね……保育園も幼稚園も極々少数だったしね」 夫「大人と大人の色々な関係、恋愛関係とか、 上司と部下の関係とか、様々な職業人の働きとか、 社会を構成しているあらゆる人々の複雑な活動とかいった 社会で働いているいろんな大人と大人の関係。 そういうものに殆んど触れる機会は無かったわけだ」 妻「そういわれれば、そうですね。 考え方に触れる機会もありませんでしたね。 子どもが実際に動き回る範囲の事しか、 耳にも目にも入ってきませんでしたからね……」 夫「しかし……現代は容易に子供の眼に耳に入ってくるよね。 テレビってのは、一つの社会をあの箱の中で形成している。 ……と言っても良い。だから僕等が5才位の時に持ってた、 情報の量なんて、現代に比べりゃ、ほんとに少ないし、 伝わってくるテンポもすごくゆっくりだったと思うよ」 妻「なるほどね。 子ども達に対して入ってくる情報の量とテンポが 全然違いますね。 …………今とは。 (゜_゜)」 夫「昔は、学校でも家庭でも、子供は先生や親や友達を、 じっくりゆっくり観る時間があった…………。 だから、あらゆることをすこしづづ、じわじわと、 学んでいく事も出来たんだ。……着実に」 妻「現代に比べると、随分と時間のゆとりがありましたね……」 夫「昨今は、大変だよ。とにかく大量の情報だけが、 どんどんどんどん、子供達に注ぎ込まれていく訳だ。 これだけ情報量が多くなると、誰でも、選択しなければ ならなくなってくる」 妻「それはそうだわ……(゜_゜)」 夫「選択しなきゃならンという事になれば当然、 選択の基準というのが必要になってくる。 その選択の基準が我々が育った時代よりも 今の子供の方が低年齢で欲しがるようになったんだ」 妻「うーーーん…………(一_一)」 夫「早くその選択の基準を必要としている。 我々が小学校の2年か、3年頃になって、 身に付ければいいことを、今の子供は、 4才か、5才で知らねばならない」 妻「……そんな風に考えなかったなぁ……」 夫「善悪とか正義とかいうものはきちんと教えられなければ、 子供には分からなかった。だから、昔は躾という名の教えを 一生懸命に大人はしたわけだ」 妻「躾…………懐かしい言葉ねぇ。 各家庭でそれなりにやっていましたねぇ……」 夫「今は、日常的に昔の何百倍もの情報が子どもに入ってきて、 そのなかには、善悪や正義に関することだって存在する。 つまり、今の子供たちは、その判定基準すら、 たくさんの事例の中から選べる様になってきているんだよ」 妻「テレビに出ている、幼いタレントさんなんて、 ませてるわよーーーー。私たちが話すような感じで、 話すもんね。 ……まっ、受け売りが多いように感じますが……」 「そこなんだよ。昔は、主として親や家族親戚が躾けたから、 勘違いやギャップが見えれば、容易に分かったし、 すぐ補正することもできたわけだ……」 妻「そうそう、そうですねぇ……。 ……何年かぶりに、夫の言葉に大きく頷く妻の役を、 演じている様な気分ですわよ。ふふふっ……(^。^)」 夫「ははははっ……。真実は常に一つだ。未熟者め……。(^O^) 昨今の躾はちょっとばかり違うよ。 子どもが知識を周りから勝手に身に着ける分野が、 大きいからね。そのことについて親子相互に話さない限り、 同じ価値観を有しているかどうかが、 分からなくなってきたわけだ」 妻「そういう意味では現代の親は、ほとんど子供を、 躾けていないんじゃない……。それでも、 そこそこ育っていってしまう時代ですもん……」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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