カテゴリ:成長に資する糧
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^-^◆ 二宮尊徳翁に学ぶ【8】 <Renewal> 先年、二宮尊徳翁の七代目子孫である中桐万里子氏の講演に 接する機会がありました。そして……とても感銘を受けました。 加えて、彼女の著作本が『幸福論』というタイトルだったので、 その場で購入しました。 以前から掲げている私のテーマ『皆で幸福になろう』に ピッタリと思ったわけです。 何かと善きヒントが得られればと……期待したわけです。 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 日常の生活を進める上でも、とても参考になる教えを、 中桐氏の講演と、本『幸福論』から頂きましたので、 お裾分けをしようと思い書き綴っています。 勿論、私の受け止め方ですから、独断に満ちている事は 言うまでもありません。(^。^) ==================================================== 『 give & take 』という考え方がありますが、 尊徳翁は、一般に流布されているこれのイメージは ダメと説いています。 「与える」という考え方が違うと言っています。 生まれてきたこと、 ここまで育ってきたこと、 この社会に存在していることそのことが、 命を初めとして既にあらゆるものを与えられているのだから、 まず、それらに対する恩返しから始まると考えました。 なにごとも、そこが出発点なんだと……。 与えるのではない、お返しするのだと……。 それが「報徳」つまり、受けた徳に報いる思想です。 この思想に基づく行動は「ありがとう」に始まり 「ありがとう」に終わります。 感謝から始まる行動は争い事を起こしません。 起こすはずもありません。 「ありがとう」の反対語は…………「当たり前」です。 何をして貰っても当たり前と考える人は、 人との摩擦から逃れる事が出来ません。 ありがとうと共に、 お陰さま、お互い様、おもてなし、思いやり……、 「お」が大切になりますね。 仕事先との折衝に於いても、これらは大切な事です。 一切の争い事を起こさなかった尊徳翁だから、 600以上の村の再建に成功したのです。 数えきれない人々を飢え死にから救いました。 救うという仕事も、救われる人たちとの人間関係が大切です。 助けてやるという思想では摩擦も起こるでしょう。 改善という仕事をさせて頂く喜びにあふれていたからこそ、 皆に受け入れられ、多くの協力も得られたのでしょう。 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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