カテゴリ:ほのぼの とした 話
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 知らない同士も知り合いになる飲み屋のカウンター 戸畑駅でのことです……。 駅表のコンビニで買い物をして、改札口に向かっていました。 前方から、オレンジ色のジャンパーにジーパン姿の若者が、 歩いて来ます。 年の頃なら、20歳前後と言うところでしょうか…………。 気にもせずに歩いていたのですが、 何とその青年がにっこりと笑いかけてくるじゃないですか……。 ……???……。 思わず、後ろを振り返りましたが……、誰もいません。 明らかに、私を見て笑っています。 見知らぬ青年です。 …………ハテ…………サテ(-.-) 「おいちゃん、僕のこと覚えとる?」 近くに来て、ほほえみながら、はにかみながら、 その青年が言いました。 「えーーーー…………と…………(^-^;」戸惑う私に、 「ほら、おでん屋で……。大分前に……」 「うーーーーん」 …………ピンときません……(-.-) 「色々、聞いて貰ってスミマセンでした……」 あっ、そういえば……、 以前、たまたま隣同士に座った青年から、 父親の悪口と言うか、愚痴と言うか……、 そんな話を長々と聞いた事があります。 こっちも酔っていたし、真剣に聞くというよりは、 聞き流していたんですが…………。 飲み屋のカウンターで、たまたま隣に座って、 酔って……、こんな話を仕掛けて来る人は案外多いんです。 ほとんど、向こうが一方的に話しますが……。 要するに誰かに聞いて欲しいんでしょうね……。 まっ、一言二言は、何か言ってやったような……気もします。 「親父と、呑みに行ったよ……あの後……」 …………そんな、アドバイスしたかなぁぁぁぁ……(-.-) 「おっ、良かったじゃないか。……どうやった……(^。^)」 と、返した私に、その青年が、にっ と笑いました。 まぁー、無邪気と言うか、幼な子の様な笑顔です。 「良かったな、頑張れ!」 と肩を叩いて、改札に向かいました。 時間が無かったので……。 「ウン」といって、その青年は立ち去りました…………。 いえ、改札口への曲がり角で、振り向いたら、 まだ、こっちを見ていました。 手を上げて、改札口へ……。 なにか、気持ちがほっこりするのを感じました。 名前も何も知らない青年ですが……。 北九州には、まだ、ほのぼのとする情緒が残っています。 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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