カテゴリ:幸福について
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 幸福についてまじめに考えてみよう[1] 「社長、いつも『社員の幸福度の向上』が、 重点課題だと仰ってますが、今日は少し噛み砕いて、 話して頂けませんか?」 「(^-^) 良い質問だね。嬉しいよ(^。^)」 「えっ?」 「いつも折ある毎にこの話はしているけどね。 今までに質問をしてきた社員が殆んどいないんだよ。 実に不安だ…………。 私の話を理解してくれているのか、 それとも何となく聞き流してしまっているのか……、 分からなくてね……」 「社長、決して聞き流すという事はありませんが……、 『幸福』という言葉の受け止め方が、千差万別でして、 社員に限らず、人それぞれに考え方が違うものですから、 社長が仰っている『幸福度』についても漠然とした理解しか 出来ないのが実態と思います……」 「うん、私もそう思うんだよな……」 「社長も御存じのように、私は『分からないこと』を 放置するのが苦手な性質でして……、 ずっと、気になってはいたんですが…………。 なかなか社長との接点が得られなくて、 思い切って今日、質問させて頂きました」 「そうか、分かった。(^-^) このテーマは、単年で大きな成果を得られるようなものでも ないから、これから何年もかけた継続のテーマになるんだ。 根気よく取り組んでいかなければならない……」 「社長、一口に『幸福度』と言いましても、 主観的なものと、客観的なものがあると思うんですが……」 「うん、まさにそうだよ。 私がこの会社を創業した折は、社員は私一人だったが、 『社員が増えたら社員を幸福にしよう』と考えた……。 しかし、それがどれ程恐れ多い事かという事に最近になって、 気付き始めたんだよ……(-_-)」 「はい……」 「君も言っているように、幸福の感じ方は人それぞれだからね。 だから厳密にいえば人を幸福になどしてやれるものではない。 相手の主観だからね……。 そこで『社員みんなの幸福度を向上させよう』という事に した訳なんだ」 「……ええ………………(一_一)」 「ふふふふっ……、分かりにくいよな。(^。^) まぁ暫く聞いてくれ。 創業以来これまでも、客観的な幸福度の向上につながる様な ことについては、真剣に考えてきたつもりだよ……」 「給料とかボーナスとかいう話ですかね……」 「うん、それは基本的に大切なことだよな……。 家庭の経済や夢を支える大切な要素だ。 加えて、福利厚生制度、役職処遇、旅行や宴会などの 社内行事など……それなりに気を配ってきたつもりだ……」 「はい、それは十分に感じています……」 「これらのことは引き続き、今後も発展させていく事が大切だと 考えているんだが、そろそろ「主観的な幸福度の向上」に、 注力したいと考えているわけなのさ…………」 「『主観的な幸福度』…………ですか。 先ほど話された、処遇などの客観的な幸福度というか満足度は ある程度理解できたんですが『主観的』と言われますと……」 「うん、言いたいことは分かるよ。 これは、一人一人の判断なので、社員夫々随分と異なるもの なんだよね……」 「そうですよね……」 「……うん。だからどうしても、誰々個人の為にというよりも、 皆の為に……というふうになるんだよ……。難しい……。 でも私は、このテーマに取り組みたいと思っているんだよ。 社員トータルの「主観的幸福度指数」を何らかの形で把握し、 それを向上させていくような努力が出来たら とても良いなぁと思っている。 みんなにも協力して欲しいのさ……」 「そんな方法が見つかれば、楽しいですね……」 「このシリーズでは、まずは『幸福』という概念についての 整理から、徐々に入って行こうと思っている。 付きあってくれたまえ……」 「長い旅路になりそうですね。 それも霧に包まれた道で…………(^。^)」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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