カテゴリ:幸福について
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 幸福についてまじめに考えてみよう[2] 「さて『幸福』について………、 ………なんだが……(-_-)…………(-_-)」 「…………えっ? (゜_゜)どうされました?」 「自分で、大切な目標として掲げたテーマなのに……、 正直なところ、色々と考えて悩んでいるんだよ……」 「そうですよね……。 私なんか、想像もつきません。 社長、一体どんなアプローチの仕方が、 あるんでしょう……?」 「ウン、私の考える目標としては……な。 社員それぞれの『幸福度』のような指標を、 得ることができれば、その総和というか、 平均点のようなものを把握して…………」 「社長、その事は例えば『私の幸福感度が80%』等と、 本人が発表するという事ですか……?」 「いやいや、発表はまずいだろうな……。 何と言っても個人情報だもんね」 「では、発表はしないにしても、我が社の社員全員が、 何らかの形でその指数を算出して、 それが誰のものかは分からない方法で総和を出したいと 考えておられるんですね……」 「……まあ、そういうことに近いかな……。 社員の協力が不可欠だ……」 「具体的な施策を明らかにされて社員に協力を求めると いう事でしょうか……」 「うん、社員にとっても悪いテーマではないから、 幸福感度を算出する分かりやすい指標というか、 アンケートの様なものを用意して、 さっき言った『個人情報』が完全に保護されれば、 協力は得られるのではないかと思っている」 「それから、社全体としての総和というか、平均というか、 指標を作られるわけですね……」 「うん、そんな感じかなぁ…………。 そしてそれを少しでも高めていく為に、 社として様々な施策を考えていくという風にしたいんだ」 「社員も我が社の社員全体の幸福度レベルを知る事ができたら、 何かが、動きだしそうな気もしますね………。 けっこう考えておられるんですね……社長」 「まあね、君と話すことによって、少し、頭の整理ができた面も あるよ。ありがとう……」 「いえいえ、私は何も…………。 でも、少し気になるんですが……、社員が提出するのは、 あくまでも会社の中で感じる『幸福度』という事に なりますよね……?感じる……という感情は、 コロコロと変わるんじゃないでしょうか。 ちょっと嫌なことがあっても、世を儚んでしまうのが常です」 「そうなんだ……。 確かに感覚というものは当てにならない面がある。 そういう面もあるが、一方でとても大切な事でもあると、 思っているんだよ。集団が行動を起こすとき『熟慮断行』 ばかりじゃない。刹那的な感覚で結構動くもんなんだ……」 「確かに『人間は感情の動物だ』等と昔から言われていますね。 AI等が到底追いつけない領域でしょうね……」 「現代の政治の世界においても『支持率』みたいなものを、 結構疎かにはしていないだろう……。 支持率も基本は理性の世界だろうが、 大きく動くときは『感情』の力が強い……」 「仰る通りですね。 日本の企業が業績の向上と同じ位のウエイトで、 『職場の人間関係』を重んじてきた所以ですかね……。 会社を辞めていく人の大半は感情論が先行しています……」 「厳しい仕事の現場が、どれほど『幸福度』に貢献できるかは 未知数だが、理想としては高い幸福度を感じる社員が多い 会社になりたいもんね……。やり甲斐とか、生きがいとかと、 職場は無縁ではないと思っている……」 「社長、お話しとしては理解できますが……。 具体的に考えると……、難しいことのように思います……」 「しかし、大切なテーマだとは思わないか……?」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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