カテゴリ:幸福について
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 幸福についてまじめに考えてみよう[5] 「アメリカのハーバード大学で、 大きな注目を集めた授業があったんだってよ……」 「あの……ハーバード大学……で、ですか……?」 「うん、そのハーバード大学だ……ふふふっ (^。^) それはタル・ベン・シャハーといわれる心理学博士が された授業でね、 『人間はどうしたら幸せに生きられるのか』 という授業なのさ」 「そのものズバリですね。 大学でもそういう授業が行われているんですね……」 「あの名高いマイケル・サンデル教授と並んで、 最も人気のある授業になっているそうだよ……」 「マイケル・サンデル教授ですか? マイケル・ジャクソンなら知っていますけど……。 何だか……社長、難しくなってきました……(-_-)」 「いやいや、いちいち固有名詞に拘らなくてもいいんだよ。 そういうことを言っている人がいる……ってことで、 良いんじゃないか……。要は話の中身だよな……」 「……ハイ……。(^-^) 海外ばかりじゃなくて、日本人で有名な先生は、 おられないんですか……?」 「うん、これから話そうと思っていたんだけど、 慶応義塾大学は知っているよね、そこの大学院に、 システムデザイン・マネジメント研究科というのがあるんだ。 そこで仕事をされている前野隆司教授は、 こんな風に話されている……。 『従来は幸福の研究は哲学者の領域、 主観的な研究だと思われてきました。 昨今は、幸せを客観的に科学として研究する気運が、 高まってきています』…………とね。(^。^)」 「『科学』と言われますと……やや、違和感がありますけど、 そういう新しい流れがあることは確かなんですね……。 でも社長『幸福』っていう言葉は、 何となくほんわかした柔らかく温かい概念なんですが、 話が相当に堅苦しくなってきましたね……」 「うん……。 すまないね。(^_^;) ただ、各国の国民の幸福度の差は、社会環境と無関係とは 思えないんだよ。幸福に感じる環境は、自然的なものも 勿論あるけど、政治が作り出す社会の構成とか質とかも 関係するんじゃないかなぁ…………」 「……はぁ、それは確かにそうですね……」 「企業も一緒でね、 我が社の社員が幸福だと感じてくれる土台には、 やはり、我々経営者が整えなければならないものも、 あると思うんだよ……」 「先ほど言われた、客観的な幸福度ですか…………」 「それは勿論、勿論なんだ。 報酬とか処遇とか幸福度に影響及ぼすよね。 それらはある程度従来からやってきたんだ。 ここで……、もう一歩突っ込んで、 主観的な幸福度の範疇に対しても、 我々が努力しなければならないことがあるんじゃなかろうか。 色々と、調べていってる内にそんな気になってきたんだよ」 「うーーーん、……経営者って……大変ですね。 スミマセン、色々言って……。 話を元にもどして下さい」 「うん……、どこまで来ていたかな……。 今や様々な分野の学問からの、幸福に対するアプローチが 体系化されようとしているってことだったな……」 「そうです。そうです…………」 「社会福祉の観点からは、 『満ち足りた生活とは何か』という研究……。 個人や社会の繁栄に繋がる『前向きな心』に関する研究。 『脳医学的』な研究など等……だな……(^。^)」 「幸福の学問ですか……やや、違和感が拭えません……」 「そうそう、まさに幸福の研究を総称して『幸福学』と よぶ様になってきたんだってさ……」 「幸福学……!!! 学問と最も距離を置く概念だと、ずっと思っていました」 「みんな、そうじゃないか? 学問となれば、いきおい様々な論文も出されるようになって、 参考になる情報も多いのでね、私のこれからの目標テーマ、 『社員の幸福度の向上』の推進に役立てようと 考えているのさ…………」 「こんな風な話の展開になるとは思ってもみませんでしたが、 社長がそのように進められることは、有り難く思います……」 「ありがとう。 当面は、私自身がこの分野について、 もっともっと学習をしなければならないよ。 その過程もみんなにもできるだけ伝えようと思っている」 「楽しみにしています。 社長、分かりやすい表現でお願いします…………(^-^)」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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