カテゴリ:幸福について
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 幸福についてまじめに考えてみよう[9] 「あらー(^-^) いらっしゃいませ。お珍しいですね……(^-^)」 「ああ、ちょっと色々とバタバタしていてね……」 「ハイ、おしぼりどうぞ。ビールで良いですか?」 「ありがとう。生を貰おうか……。 女将さん、相変わらず若々しいね……(^。^)」 「まぁまぁ、何を仰るかと思えば……何も出ませんよ(^-^) ハイ、おビール。 何か素晴らしいことをされているんですってね……」 「うーーーん、良く冷えて旨いねぇぇぇ。(^-^) えっ!……なに!何が?(゜_゜)」 「幸福学の研究をされている……と聞きましたよ」 「ええっ、なになに……女将さんの耳まで届いてるの(゜_゜) いやいや、大したことじゃありませんよ。(^_^;)」 「『悪事千里を走る』って云いますけど、 昨今は、良いことも千里に届きますよ……。 ふふふふっ…………(*^-^*)」 「えっ? ああ、なんだ……そういうことか……。(゜_゜) ははははっ……。 女将さんの名前、千里(ちさと)だったな……(^。^)」 「ほほほほっ……。 ところで、うまく運んでいるんですか? 幸福の研究…………」 「……研究と云うほどでは無いんですがね。 まぁ、色々と勉強しましたよ。 とにかく、社員の幸福度のレベルを、まずは把握したくてね」 「お宅の社員さんも幸せですね…………(^-^)」 「いやいや、現在よりももっと幸福感が持てるような会社に するために、努力しているんですよ。 彼らが幸福に、もう一歩でも近づけるように考えていくのは、 これからの事です……」 「私……こんな商売ですから難しくて良く分かりません。 社長は偉いですね……(^-^)」 「ん…………いや、待てよ。 むしろ女将さんは人間関係の達人だよね。 今までにも、このカウンターに座っただけで、 心の内を見抜かれたことが何度もある……」 「あらあら、大袈裟な……そんなことがありましたかね(*^^*)」 「女将さんは、顔色や目を見ただけで微妙な変化に気付くよね。 そうだ、…………聞くだけでも聞いてくれんかね。 感想を言って欲しい。 他のお客さんが来られるまでの時間で良いからさ……。 ……頼みますよ……」 「私ごときが聞いても何も分かりませんよ。(^-^; でも、最近はお客さんの出足も遅いから、 それまでの間、お付き合いしましょうかね……。 ハイ、一杯頂きますよ……(^-^)」 「どうぞどうぞ……(^。^) 一応、社員にアンケートを取ったんですよ。 研究ばかりしていても、勉強の為の勉強になっちまう……。 未熟でも、実践に移そうと思いましてね……」 「ほう……、どんなアンケートですか? また難しい内容なんでしょうね。(^-^)」 「ええ……まあ、……そうでもないかな……。 世界には幸福度を計る尺度が色々と存在するんだけどね、 有名なものが幾つかありましてね……」 「やっぱり、世界中で研究されていることなんですね……」 「うん……。 で、この分野の先駆けでもあり世界的な権威として 知られている人がいます」 「ほう…………(^-^)」 「アメリカのイリノイ州にある大学でね……」 「イリノイ州……?」 「うん、そこの州立大学の名誉教授に、 エド・ディーナー博士という方が居られるんだが、 その方が、作られたものを応用させてもらったんです……」 「その先生は、偉い先生なんですね……(^-^)」 「何年もかけて蓄積された膨大なアンケートデータが、 博士の研究の礎となって、考えだされたものらしくてね。 とても、シンプルなものなんだよ……」 「それは良いですね。 ややこしいこと程……単純に考えた方が良いですもんね……。 (^-^)」 「…………女将さん、良いことを言うね……(^。^) そのアンケートは、5つの質問から構成されていてね、 それに対する回答は7つの中から選ぶものなんだよ……」 「……たった5つの質問ですか? 答えも、7つから選べばいいんですね……。 私でもできそう……(^-^)」 「設問はね、答える人の現在の状況を感覚的に聞くものでね、 第一は、 『ほとんどの面で、私の人生は私の理想に近い』というもの」 「はいはい、後の4つは…………? (^-^)」 「『私の人生は、とても素晴らしい状態だ』 『私は自分の人生に満足している』 『私はこれまで自分の人生に求める大切なものを得てきた』 『もう一度人生をやり直せるとしても、 ほとんど何も変えないだろう』 という、5つの質問なんだ……」 「……!!!! まあ、凄い……4番まで……私、〇ですよ……(^-^)」 「えっ?」 「自分に当てはめて聞いていましたからね……」 「なるほど…………、5番は……異なるわけだ」 「ええ…………主人が急死してからこの商売に入りましたから、 繰り返すと、また、主人に死んでもらわないといけないもの。 ほほほほほほっ……(^O^)」 「ふふふふっ……なるほどね……(^。^)」 「でも、その質問の答え方も、7つの候補があるんですよね」 「そうそう、 1.全く当てはまらない。 2.ほとんど当てはまらない。 3.あまり当てはまらない。 4.どちらともいえない。 5.少し当てはまる。 6.だいたい当てはまる。 7.非常によく当てはまる。 の、7段階あるんだよ…………」 「これって、直感で答えた方が良さそうですね。 深く考えていると……分からなくなってきそうです。 まっ、幸せかどうかなんてその瞬間の、 直感みたいなもんかもしれませんからね……。 それから、どんな風に処理されるんですか?」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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