カテゴリ:幸福について
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 幸福についてまじめに考えてみよう[11] 「でも、社長さん……、周りの人で色々と言ってくる方は、 いらっしゃいませんか?」 「ん?……色々って言うと…………?」 「社長さんの取り組みについて批判というか反論というか……」 「ああ、なるほど……それはあるよ。 業界団体の親しくしている社長さんなんかでも……そうだよ」 「どんな風に言われるんですか……?」 「反論とまではいかないけど、 幸福度というのは人それぞれだから、 団体で捉えても意味が薄いんじゃないか……とかね」 「ハイ、……なるほど」 「人それぞれの物差しが違うわけだから、一律に見れないし、 第一、第三者が色々言っても、 所詮は人を幸福になんかできないよ………てな、意見とかね」 「ハイハイ、なるほど、一般にはそう考えますよね……。 私も最初はそう考えました……」 「うん、思えば以前は私もそれに近い考えで無力感に、 襲われていたよ。 でも、やっぱり、前に進めなくてはと思い直してね。(^-^)」 「どう整理されたんでしょう……」 「うん……、じゃー女将さんに聞くけど、 女将さんのこれまでの人生の幸福度はどうでしたか……?」 「はい、お陰様でそこそこ幸福に暮らしてきていますよ」 「うん、そこで……、 女将さんがアフガニスタンやイラクに生まれていても、 今と同じように感じられるだろうか……」 「あらまぁ、それは、無茶な例えですよ。 国情が違いすぎます。 文化も、生活習慣も、外国との関係も日本とは、 事情が違いすぎますから……例えられませんよ」 「ねっ!! (^。^)」 「えっ?…………何ですか?」 「幸福度は個人的なものだといっても、 こんな風に、大きな前提条件があるんじゃないかな? 日本は平和だし異民族に支配されたことも無いから、 日常はみんな忘れてしまっているけどね。 国情もその一つだし、被災地域なんかも関係あるよね……」 「…………はい!!(^-^)」 「確かに幸福感というのは、個人の主観ではあるけど、 その前提になっている、国情とか、気候とか、家族親族とか、 職業だって関係するかもしれない……。 無意識にやり過ごしている、土台があるんだよね……」 「はい、…………確かに……」 「そのベースになっているところは、 国家では、政治が懸命に考えている訳さ。 基本的人権の保障とか、最低限度の文化的な生活の保障とか、 立法・行政・司法の機能を使って懸命にやっている訳……。 企業では、その役割が経営者ではないのかな―――」 「……なるほど。人が感じる幸福度の底辺というか土台の 問題もあるわけですね」 「うん、早い話がさ、社員の皆が現在どんなに幸福に感じて くれていてもだよ。明日、私が悲惨な倒産を引き起こしたら、 それは一辺に壊れてしまう訳よ。 だから、その真逆の考えで……社員がより幸福になるために、 何をしたら良いかを模索したいと思ったわけよ」 「……考えてみたら、社長さんが起業なさらなかったら、 一生出会う事も無かった人たちと、 仕事をされているんですね。 確かに、個人の幸福には、ベースがありますね……」 「うん……だから及ばずながら何らかの努力を傾けたいと 思うのも分かるでしょう?」 「……ゴメンなさい。要らぬことを言いました。(^_^;) 頑張って下さい。 でも、ホントに手探りの、大変な取り組みになりますね」 「うん、でも……『三歩歩いて二歩下がる』でもよいから、 取り組んでみる意味はあると思っている。 ははははっ……、せいぜい頑張りますよ」 「ご健闘をお祈りしています。 時々、お話しを聞かせて頂くと……嬉しいわ。(*^^*)」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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