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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 忘年会は今年の嫌な事を忘れる会でしょう? 「忘年会の季節ですね。私はもう既に3回も年を忘れましたよ」 「ははははっ。君は酒が好きだし付き合いの幅も広いからな。 年末までにはまだまだあるんだろう……?(^-^)」 「……へへへへっ。あと4回は予定されています……。(^_^;) 今年の嫌なことは全部忘れてしまいますよ……心機一転です」 「武士は忘年会をしなかったと……聞いたことがある」 「武士?忘年会って、そんな昔からあるんですか?」 「うん、鎌倉時代に遡るという話もあるよ。(^。^)」 「かっ鎌倉時代!! そんなに古い歴史があるんですか?」 「うん、貴族なんかの上流階級の人達が行っていた 『としわすれ』という行事が起源だとされているらしい……」 「貴族が始めたから、武士はやらなかったんですかね……?」 「良く分からないが、武士は新年会を行っていたらしいよ。 新年に新たな気持ちで忠誠を誓うことを、 趣旨としていたんだろうな。だから、 お酒を飲んで騒ぐような催しでは無かったそうだよ」 「武家社会の、ある種のきちんとした行事としての新年会 だったんですね……多分」 「貴族の『としわすれ』の行事も、一晩中和歌を詠むような 催しで、酒などは出なかったらしい……」 「歴史をさかのぼってみると、随分現在とは違うんですね」 「違うと言えば……、 どうも以前は、『としわすれ』というのは『歳忘れ』で、 いわゆる、年長者も若いものも平等に上下関係なく交流し、 親睦を深めましょうという意味だったようだね」 「えっ?『年』ではなくて『歳』ですか…………? この一年あったことを振り返り、苦労を労り、 疲れや嫌なことを忘れて、また新しい気持ちで来年も 頑張ろうという意味では無かったんですね」 「逆に、君の言うそういう意味の方が、武士がやらなかったと いうのが、分かりやすい気はするがな……」 「えっ?どういうことです?」 「だって、武士は困難から逃げるのではなくて、 それに立ち向かって克服していく存在だったから……、 嫌な事から逃げるのは、是としなかったんじゃないかなぁ」 「なるほど……そういう説があるんですね」 「いやいや、僕の独断と偏見だよ。(^。^) しかし『歳忘れ会』も年に一度のフェアな関係が想像できて、 なかなか味があるよね。(^-^)」 「たかが忘年会、されど忘年会ですね……(^o^)」 「最近は、また文字を変えて『望年会』といって、 来年に望みをかける会などといって、 催している団体なんかもあって……面白いね」 「風俗・文化って、どんどん変化していくんですね。面白い」 「まっ、呑み過ぎて体を壊さないようにな……。(^。^)」 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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