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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 年賀状に子供の写真が多いわけ 【正月定番renewal】 正月に賀詞を書面で交換する年賀状………。 一体、いつの頃から始まったものか調べてみました。 日本には昔より、お世話になった方々の家を年始に訪れ、 直接年始の挨拶をする習慣があったらしいですね。 しかし、中には遠方に住んでいる人もいますから、 全員に直接会って挨拶するのは、なかなか大変です。 そこで、新年の挨拶を書状に簡略化した年賀状が生まれたという ことのようです。 具体的に年賀状が送られるようになったのは、 意外と古く平安時代からだそうですよ。 江戸時代に入ると、一部の武士や商人が 飛脚(当時の宅配便のようなもの)を利用して年始の挨拶状を 交わすようになったんだそうです。 年賀状が一般的に広まったのは、明治時代。 明治4年(1871年)に郵便制度が始まったのがきっかけだと 言われています。 その後、昭和24年(1949年)12月にお年玉付き年賀はがきが 発行され、年末までに投函したはがきを元旦に届ける、 という、現在のかたちが習慣になったんだそうです。 近年では多分に儀礼的な要素が含まれているものもあります。 一口に儀礼と言っても挨拶だったりお礼だったり……、 気持ちの表明だったり、安否の打診だったり、 お願いめいた事だったりと様々な形があります………。 従来の年賀状で目についていたのが子供さんの写真です。 家族一緒の写真もありますが、 子供さんだけの写真も結構多いですね……。(^。^) いつの頃から、年賀状に子供の写真を載せるような形が できてきたのか覚えていませんが、元々どんな意味合いが あるのでしょう……? 日頃親しくして頂いている、由緒ある神社の神主殿に尋ねて みました。……新しい生活習慣に潜む奥の心を……。 ……何と「子孫繁栄の心」だとか……。 そのように意識しているわけではないのでしょうが、 その行為に潜む深い『心』とは、こういう事らしいのです……。 他には「家内安全」「大願成就」「無病息災」「商売繁盛」 等々の潜在的な『心』があるとか…………。 昔は、現代のように医学が発達していませんでしたから、 「人生50年」を全うするのさえ大変だったらしいです……。 天変地変に対する構えも近代のようには、 整っていなかった時代………。 はたまた、戦争(いくさ)による死者も多かったことでしょう。 現代よりも、遥かに生き抜くことが困難だった時代に、 子孫を絶やさずに代々つないでいくという、 いわば、神が与え給うた人間の本能を貫き通す事は、 容易なことではなかったに違いありません。 「子が宝」と言われるゆえんも理解できます。 『くろがねも くがねも 珠もなにせむに まされる宝 子にしかめやも』…………ですね。(^-^) 今でも、結婚式の披露宴などでは、祝辞の言葉の中、あるいは 乾杯や万歳三唱の前口上の中に、「〇〇家のますますのご繁栄」 等という言葉が出てきますが、これも子孫繁栄の意味が含まれて いる事は分かります……。 彼の神主殿の言葉を、信ずる信じないにかかわらず、 何気なくやっている、我々の行為にも、先祖の長きにわたる営み の中から芽生えた心や、文化が潜んでいるものだなと……、 感慨深い思いをしました………。 …………継続……。 企業理念とて、似た様なことが言えるはずですね………。 「ここの所、子供の写真入りの年賀状が減ってきたんだよ。 そういう風潮になってきたのかな……?」と呟いたら、 「お付き合いの相手が高齢化してきただけじゃない……?」 と、家族の声。 …………なるほど。(^_^;) 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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