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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 自分に無いものを持ってる相手(^-^) 「おい、豆タンク!(^。^)」 「気安く呼ぶな、電信柱!!<`~´>」 「ホントにお前はしみじみと小さいな……何センチだ……?」 「バカ!!人に聞く時は自分から先に言え!! 常識だ!」 「ウッ……(;一_一) わかった。 俺は190センチだ……」 「そうか、俺は158センチだ……無駄な奴め」 「何だとーー、何が無駄だ!!」 「俺はこの大きさで立派に生きている。 誰にも迷惑かけずにな。いたって健康だ。 俺より大きい分、お前は無駄を持ち歩いているんだ……」 「何を言うか! 野次馬根性で事件現場に駆けつけても何も見えない癖に……」 「何だと!」 「渋谷の事件の時、木に登っていたのは誰だ」 「ウッ……!(ー_ー)!!」 「事ほど左様にお前は視野が狭い……」 「たった30センチでどれほどの差があるか?……バカ!」 「バカめ!視界半径は高さの2乗に比例するんだ……。 全然違うわい……」 「えっ、ホントか!!??(゜_゜>)」 「イヤッ……そうらしい……(^_^;)」 「へん、そうやって、悦に入って、遠くばっかり眺めていろ、 足元はガタガタじゃねえか。 お前みたいなのを『灯台もと暗し』ってんだ」 「ひがむな、ひがむな、せいぜいお前は足元の管理をしていろ」 「お前、何と言われてるか知ってるか?」 「何だ?」 「猫背で、下ばっかり向いて歩いてるだろう。 暗い暗い……って……」 「大きなお世話だ。小さい奴の妬みに過ぎん……」 「俺なんか、しょっちゅう人の顔を見上げてるから、 いきおい明るい顔になる。 ……人気者だ。ははははっ……」 「救えん奴やなぁ……。俺なんか黙っていたって 『頼もしい』と言われるぜ……」 「それを言うなら、俺は黙っていても 『すばしっこい』って言われるよ……」 「……ところで……豆タンクよ」 「……うん?なんだ?神妙な顔になって……」 「俺たち、何故、仲が良いんだろう……。いつも一緒やなー」 「まっ、それは……。それはウマが合うからよ」 「こんなに相手の悪口を言い合っていても……か?」 「……ウン、若干、妬みもあるしなぁ……(^_^;)」 「……そうやなぁ。自分に無いものには惹かれるよ」 「ははははははっ……」 「なんだ?」 「まっ、これからもよろしく頼みますよ。はははっ……」 「ふふふふふふっ……そういうこっちゃな。ふふふふっ……」 又、又、ふたりは揃って居酒屋に足を運んだのであります。 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ==================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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