カテゴリ:カテゴリ未分類
◆
人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 国際交流の基本は誠意に尽きる[1] 「先生、お若い時に海外に行かれていたらしいですね……」 「えっ? 若い時ですか……?」 「あっ、いやいや……今も十分にお若いですが……。(^_^;) ははははっ…………」 「(^-^)はい、9ヶ月ですから……短期間ですが……。 自衛隊時代に東ティモールの独立の支援で、 現地に派遣されたことがあります……(^-^)」 「そうかそうか、先生は自衛隊出身でしたね……。 任務で行かれたんですか……。大変だったでしょう……」 「いえ、任務こそが仕事ですから大変という考えは、 全然ありません……(^。^)」 「流石ですね……。(^-^) 東ティモールですか……、大体いつ頃のお話ですか?」 「1998年ですから、もう20年以上前の話になります(^-^) アジア金融危機が引き金になりましてね、 インドネシアの独裁政権が崩壊したことによって、 急速に独立の気運が高まったのが東ティモールなんですね」 「そういうことだったんですね……」 「東ティモールで行われた住民投票の結果ですね、 2002年5月20日に独立する事が決定したんです……」 「ああ……、そんな事、確かにありましたねぇ。……正直、 どんな事だったかは詳しくは覚えていませんが……。(^_^;) 申し訳ありません……」 「いえいえ、大半の皆さんがそうですよ。 日常の生活と直接関係ありませんからね。 ……この独立を支援するために、国連が動いたことは、 覚えておられますか?(^O^)」 「ああ、そうでしたね……それで日本政府も協力したんですね」 「そうなんです。カンボジアに続いて、 陸上自衛隊の施設部隊を主力とする派遣隊を、 現地へ送りました。……2002年の春先の事でしたねぇ」 「なるほど……その折に先生も行かれたんですね……?」 「はい、しかし私が派遣されたのは第4次隊ですから、 時期的には、まだまだ後の事になります……」 「ええっ!4次隊? そんなに頻繁に沢山の隊員を送ったんですか?」 「そうですよ。(^-^) 陸上自衛隊は、施設部隊として首都ディリのほかマリアナ、 スアイ、オクシに展開しましてね……」 「はい……!」 「道路の補修だとか、橋梁の架設工事を進めたり、 人材育成などといった国造りに大切なものを支援するために 派遣されたんですよ。 2004年の6月までの間に4つに分けて派遣されました。 なんと、2002年5月20日の、独立を祝す会場を 整備したのも日本の自衛隊なんですよ……(^。^)」 「へぇー、そうなんですか(゜_゜)皆さん、頑張ったんですね。 しかし、何が起こってもおかしくない状況下でしたから、 色々と危険もあり、大変だったんじゃないんですか?」 「確かに、言われる通りです。……大変な面もありましたねぇ。 2002年の暮のことですが、 首都ディリで大きな暴動が発生しましてね……。 その際には、緊急避難してきた在留日本人等41人を、 宿営地内に保護したんです。 海外派遣された自衛隊が、人道的な見地から在留邦人を 初めて保護した事態となりましたね……」 「それは大変な事でしたね。……でも良かった。(^-^) 緊張されたでしようね……」 「私は第4番目の派遣でしたから、 この時は現地に居なかったんですが、国内に居た我々にも、 緊張が走りましたね……この暴動の時はね……」 「国家は、自国民の安全を保持する義務を負っているのですが、 海外の場合は、様々な条件があって本当に大変だと思います」 「仰る通りですね。 国際問題になりかねませんからね……。 慎重の上にも慎重を期して行動しなければならないんです」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ※ 写真は一部ネットから借用しました。 =================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|