カテゴリ:先輩・後輩が居酒屋で……
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[13] 先輩「責任感についての話では面白い見解をアリガトな。(^。^) 次の設問は、責任に対峙する概念の『権限』についての 考えを聞こうではないか……」 天崎「……そう来ましたか。先輩……『権限』という言葉は、 非常に強い意味に取れます。出世というのはある種の 権限を持てる人間になるという事でもあります……」 先輩「うん、確かにそうだな……。 職務権限というのは大きなものだな。天崎は憧れるか?」 天崎「いえいえ、一見強くて格好よく響く『権限』という言葉も 実際の職場では情けない使われ方をすることが多いです。 つまり『そこは私の権限以外ですからやりませんでした』 こんな発言を良く聞きますし、私も使います。 だって、『権限』はそのまま義務でもありますから……、 大きいときついですよ」 先輩「そう言えば、企業内で何か不祥事が起こったような場合に 罰するために、誰に職務権限があったか?調べるなぁ。 そう言う感覚かな……天崎は」 天崎「要するに、権限は義務の事ですから大きいときついです」 先輩「うーーーん、なるほど……少し意外な気もするが……。 安村はどう考える……?」 安村「過去に何度も悔しい思いをしました……」 先輩「どういうことだ?」 安村「私が居た職場は、企画部門でしたが、管理職・担当者に 関わらず、様々な企画をします。特に現状打破の革新的な 企画案は、我々若手から主に出されるんですが……」 先輩「それは面白く、やり甲斐のある仕事をやっていたな……」 安村「……ところが、最後の決定権限は管理職が持っています。 当然ながらその上司が超消極派で、絶対に改革的な案 には賛同しません……」 先輩「うーん、それはなぁ、例え賛同していても責任を取るのが 怖いから、逃げていたんじゃないか……?」 安村「正にその通りです。それじゃー、何も前に進みません。 『お前に任せるから思い切った案を持って来い』と言った その口の端から、全部保留にするんですから……。 私は、権限が欲しいです。全体をもっと良い結果に持って いく為に権限を広げて欲しい……と、切に願っています」 先輩「それは権限がないと仕事が前に進まないということか?」 安村「改革的な案件は正にそうです。先輩達は大抵逃げます。 流石に反対はしなくとも次期尚早といわれます。 会社をより良くするために、 権限を持ち、権限の貸し借りをやりながら仕事を進めたい と、切に思います……」 先輩「責任を取らされることを伴うが……良いのか?」 安村「当然ですよ。パーフェクトなんて誰もありませんから、 6勝4敗で良いじゃないですか!!」 先輩「うーーーーん……(*´ω`*)……」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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