カテゴリ:先輩・後輩が居酒屋で……
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[15] 先輩「民主主義って何かなぁ――?(^O^)」 天崎「先輩、突然どうしたんですか?その字の通りでしよう。 民(たみ)が主(あるじ)という主義じゃないですか」 先輩「その民が、政治家に 『決めてくれ、決めてくれたらそれに従う』って、 言ってないか?これじゃ政治家が主みたいじゃないか?」 天崎「日本国憲法の前文は、そこから始まっていますよ。 『日本国民は正当に選挙された国会における 代表者を通じて行動し……』って、書いてあります。 代表者たちはコンダクターみたいなもんで、 指揮をしなければなりません……」 先輩「ふふふふっ……( ̄ー ̄)詳しいな。 すると、こんな話になるんか? いくら『民があるじ』と言ったって、 こんな広い国土、多くの国民を運営できない。 その運転を要領よくやる為、 税金という金を出し合い、その金で公務員や、 司法府の人間等々を雇い、選挙をして代表者を選び、 立法府や行政府等々を任せ、この国を上手に、 運転していこう……と……こういうことか?」 天崎「ハイ…………まぁ……」 安村「先輩の仰りたいことは何なんでしょう? 仕組みがどうなっていようとも、 民(たみ)が主(あるじ)という事は不動の理だと……」 先輩「違うか?」 安村「そうだと思います」 天崎「それって先輩、当たり前の事じゃないですか。(^-^)」 先輩「そうだ、言う通りだ。当たり前なんだよ。 だったら、目の前の新型コロナウィルス感染対策という 重大な危機に瀕してこそ、あるじとしての誇りと責任と 覚悟を持って対応しようじゃないか……」 安村「何処が悪い、誰が悪い等と愚痴を言う暇があったら、 自ら対応を考え提案せよと…………」 天崎「国に任せるって言ったって、税金は元々、民のものだし、 政治家も民が選んだ人たちだから、あるじらしく、 とことん任せたらどうかと……言われるんですか?」 先輩「まぁな、政治を批判する前にすることがあろう。 選挙と言ったって投票率を見りゃ―、 誰でも良いみたいな姿勢じゃないか……。 天に向かって唾を吐いても空しいだけだろう……」 安村「この危急存亡の時に、何やってんだ……と仰りたい?」 先輩「ははははっ……、いやいや、そんな偉そうなことは、 とてもじゃないが言わないよ。ははははっ……。 昔聞いた、西洋の言い伝えを思い出してな……、 『民が政治を嘲笑している間はその嘲笑に値する政治しか 行われない』というんだ。 民(たみ)が主(あるじ)だから当たり前の話だが……」 安村「今、我々の民主主義が根本から問われているのかも しれませんね…………(-_-)」 天崎「…………うーーーん。( ̄~ ̄)」 先輩「スマンスマン、ややこしい話にしてしまったな……。 今日の設問は省略しようか?」 天崎「何のなんの、やりましょう!」 安村「どんな問いですか?」 先輩「よし、じゃー軽いヤツで行くぞ『電話の取次ぎ』について 留意点を述べよ……」 天崎「ハイ、電話を取ったら、まずこちらから名乗る。 社名などです。 それから、相手の名前を必ず確認してから取り次ぐ。 基本中の基本です……(^-^)」 先輩「なるほど……基本だな。安村は……?」 安村「殆んど一緒ですが、相手が名乗られない場合は、 名前を聞かずに取り次ぐ」 先輩「取り次がれた方が『誰から?』って事にならないか?」 安村「分かった方なら、私が『誰々から』と言わずに 取り次ぎますと……黙って受話器を取られます。 もし、先輩が言われたように聞かれた場合は、 『お名前を仰いません』と言って取り次ぎますが、 まず、そういうことはなかったですね……」 天崎「それは、電話を掛けてきた方がマナー違反だな。 取り次いでもらう時は、名乗るのが礼儀ってもんだろう」 安村「うん……」 天崎「うんって、お前……何なのよ??」 先輩「安村は、訳アリの場合があると言っているんだな? つまり、自分が誰それに電話していることを他人には 知られたくない場合とか……」 安村「ええ……営業課長時代に、大変困った事がありまして。 副社長からデスクに電話があったんです。実は副社長とは 同郷のご縁がありまして時々営業情報を頂いていました。 『昨夜飲んだXX会社の社長に君を紹介しておいた』的な 情報ですね」 先輩「なるほど、よくあるケースだな……」 安村「通常は、お会いした時に情報をお聞きしていたんですが、 急いでおられた事がありましてね、 電話を掛けてこられたんです」 天崎「デスクにか?うーーんそういう場合は名乗らないかな?」 安村「ところが、取り次いだ女子事務員が潔癖な性分で、 しつこく聞いたもんだから、身分を伏せて『時本』とだけ 言われたらしいんです。勘の良い事務員は、 珍しい苗字てすからピンときて、咄嗟に大声で 『時本副社長から電話です』と、取り次いだ訳です……」 先輩「ふふふふっ……、同室に君の上司が居られたんだな? ははははっ、担当部長・取締役を飛び越して何事!! てな、顔になったんだろう……。ははははっ……」 安村「後で、何とか上手に説明して事なきを得たんですが、 こういうケースは時としてありますから、 お聞きしても、相手が敢えて名乗られない場合は、 そのままが良いかと……」 天崎「何か、深いなぁ…………」 先輩「何事も単純ではないという事だな。 様々な応用系があって然るべきだ。( "⌒∇⌒" )」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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