カテゴリ:先輩・後輩が居酒屋で……
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[16] 先輩「初めてのお客様を訪問するときって難しいんだろう?」 天崎「ええ、飛び込みの営業の場合は別としまして、どなたかの ご紹介などで訪問するばあいですが、大切なことは、 必ず事前に電話等で予約をしてから訪問すると いうことですかね」 先輩「うん、それはマナーだな……」 天崎「ご紹介頂いたご挨拶もしておく必要がありますからね。 これが、オーソドックスな手順ですね……」 先輩「安村も……同意見だな……」 安村「はい、オーソドックスにはそうです…………(-_-)」 先輩「うん? 何か引っかかる言い方やなーー」 安村「実は、苦い経験があります」 先輩「ほうー、どんな話だ……」 安村「同業の先輩営業マンから市の企画部長さんをご紹介頂いた ことがあるんです。 『同業でより詳しい会社があるので……』という事で、 ご訪問の際に私の名刺のコピーを渡して頂いたんですね」 先輩「ほう、同業同士の連携か、良いじゃないか……。でっ?」 安村「先方のお電話番号を教えて頂いたので、早速、しました。 ご紹介頂いた経緯を話しましたら、 『ああ、聞いてるよ。よしなに頼みます』 ということで…………」 天崎「何だよ……ちゃんとやってるじゃないか。 まさに、オーソドックスだよ。(^-^)」 先輩「…………先があるんだな……安村。どういうことだ」 安村「とても感じの良い方だったので、早速ご訪問のお願いを したんです。そしたら『ああ、良いよ』というご返事で、 明日か、明後日の午後辺り、如何でしょうか?……と、 言ったとたんに叱られまして……」 天崎「何で? 何で叱られるんだ。アポ取りだろう……?」 先輩「そうだよな。会うと言って頂いた後だろう?何だそれ」 安村「『私は君に会ったことが無い。顔も知らない。 そんな見知らぬ相手から、何故、私の時間を拘束 されなきゃならんのだ。冗談じゃない!!』と、凄い 権幕なんです。またお電話します……と、切りました」 天崎「何だそれは、えらい傲慢な人やなー。 俺なら近づかないな。<`ヘ´>」 安村「兎に角、紹介頂いた先輩に電話をしてどういうことかを 聞いてみました。『えっ?もう電話したの?しまった。 注意するのが遅かったーーゴメン』という事なんです」 先輩「フムフム……それで……」 安村「はい、その部長さん、もの凄く殺人的に忙しい人らしくて 私からの電話に出られたのも珍しいケースだそうです。 ……だから、勢い会うお約束をするにしても、 沢山の関係者に優先順位を付けておられて、 指定された時間に会って頂く……というレベルの方 だったんですよ。それが……私が日程指定みたいなことを したもんだから、カチンとこられたようです……」 天崎「そんなややこしい人、そこで止めときゃいいのに……」 先輩「いやいや、いい商談になる可能性があったんだな……。 でも、どうにもできないぞ……どうしたんだ?」 安村「はい、同業の先輩に教えてもらって受付訪問しました。 つまり、ご指導頂いたのは『相手によっては、電話予約を してはいけない。ご訪問して、もし時間がおありなら 会って頂く』という姿勢で行くようにと……」 先輩「営業も大変だなーー」 安村「いえ、相手の部長さんはもっともっと大変そうでした。 何度も通いましたが、会議中とかでダ……メでしたね。 受付の女性が気の毒そうな顔をされだした頃に、やっと、 お時間を頂けまして……まぁ、それからはトントン拍子。 大きな商談につながって行ったんです。 世の中には、想像を絶する位に忙しい方も居られます。 よって……さっきの私の回答になる訳です」 先輩「いやいや、有難う。ホント勉強になったよ。( ̄ー ̄)」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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