カテゴリ:考えさせられる話
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 助けて貰ったアドバイスが無駄になる時 「先輩、先日は有難うございました。 貴重なアドバイスで……ホントに助かりました」 「……いやいや……。……で、彼との間はどうなった?」 「それが…………(^-^;」 「えっ!……あの説明でダメだったか?」 「彼と話した時はとても良い反応でしたし、理解してくれて、 その後、良い動きをしてくれると信じていたのですが……。 ……どうも……実践が伴いません……(ー_ー)」 「それはおかしいなぁ……。彼は賛同してくれたんだろう? 君の説明で納得したんじゃないのか……?」 「ハイ、先日、話し合った時は、 先輩の考え方に賛成してくれました……」 「なに……? 何だって? 何と言った? 僕の考え……?」 「ハイ、先輩に相談したらこう言われたと……話したんです」 「あーーーあ、…………もうもう……( ̄~ ̄) バカな事をしたなぁ……。 それじゃー『納得』って言うのが普通じゃないか……」 「えっ?……どうしてですか?」 「だって、彼だって以前僕の部下だぜ……。 僕の事も信頼してくれていた。 今だって、 僕が彼の将来に期待している事も彼は知っている……」 「それは知っています。……だから、隠すより良いと思って、 正直に話したんですが……」 「逆じゃないか……? 第一、そんな受け売りじゃー君の誠意も感じられないし……、 取り方によっては『虎の威を借る狐』ともとられて……、 脅迫的な観念を持つかもしれない……」 「……そんなー……(^_^;)」 「彼がそこで反論したとして……。 その後で、君がその事を僕につなぐと考えるだろう……? 僕との間は今まで極めて良好な関係を保って来ている わけだから、気まずくなるのは避けようって考えても 普通だよな……」 「…………(-_-)」 「この件、彼は納得していないと考えるのが正しいぞ……。 いいか、君は、メッセンジャーボーイじゃないんだぞ。 この件は、本当に困って僕に相談したんだろう……?」 「ハイ……、それは勿論そうです」 「だったら、君自身が僕がアドバイスした内容を良く理解して、 君の考えとして、十分咀嚼してから、彼と話さなけりゃ ダメじゃないか……」 「……」 「僕は、あくまでも助言をしているに過ぎないんだから……、 最終的には、君の考え方で対処しなきゃー……」 「はぁーー……(;一_一)」 「もしかしたら、君、僕のアドバイスについても、 良く理解していないんじゃないか……?」 「……すみません……、教えて貰った通りに彼に話せば、 何とかなるかと……」 「甘い甘い、そんなに簡単じゃないよ……この件は……」 「……あーあ……どうしましょう……?……急いでるんです」 「よし、もう一度、基本から君と議論しよう。 君の結論は間違っていないと思っているから、 その考え方をより強く鍛えて彼を説得できる様にもっていく 必要がある。 あくまでも、君の考えとしてだ……な」 「ハイ……わかりました。よろしく、お願いします」 「あくまでも、プレイヤーは君だぞ。 ……良いな。 僕は例えて言えばコーチだ。 いいか、コーチは試合場には入れない……。 ……良いな……」 「……(^。^)……ハイ」 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ==================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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