カテゴリ:ロータリークラブ
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ ロータリークラブ定例会合時の点鐘について 「こんにちは、会長、猛暑ですね。お元気そうで何よりです」 「おお、こんにちは、まぁ何とか頑張っていますよ」 「この前は、そちらのロータリークラブに、 体験出席させて頂いてありがとうございました」 「こちらこそ、ありがとうございます。……どうでした?」 「今年50周年とお伺いしましたが、 さすがに、伝統を肌で感じる事が出来ました。 奉仕の心を磨くという概念は……ちょっと難しすぎて……。 でも何と云うか、格式の中にも温かさを感じましたよ……」 「それはありがとうございます。誘った甲斐がありました……」 「ちょっと、びっくりしたことがありましてね……」 「ほう……、例会の中でですか?」 「はい、驚きと共に印象的だったのが、例会の開始と終了時に、 会長が鐘を鳴らされていたでしょう。(゜_゜) 私も立場上沢山の会合に出席したことがありますが、 開会・閉会の点鐘は初めての経験でした……(^-^)」 「ああ、あれですね。私も入会の頃はびっくりしましたよ。 良い音でしょう?」 「はい……、キーーンと会場に響き渡りましたね。 やっぱりロータリークラブにとつて意味のあること なんでしょうね……」 「それじゃー、少しそのお話をしましょうか? 点鐘の事は英語ではShip's bell や Time bellと訳されまして 元々は大航海時代に船上で時間を知らせる鐘だったようです」 「やはり、船内ですか……何となくそんな気がしていました」 「昔は、時計がなかったので、正確な時間を知るのは正午に 太陽の高度が最大になった12時だけでした。 正午以降は、30分毎に砂時計をひっくり返し時間を加算して いくことで、時刻を知ることができたんですね……」 「大変な手間ですね。 現代、我々は当たり前のように時刻知る事が出来ますが……」 「……ですね。(^-^) そのためにですね、砂時計をひっくり返えす30分毎に、 タイムベルを鳴らし船内に時間を知らせていたという事です。 元々点鐘は『時報』だったのですね……」 「なるほど…………教会の鐘なんかもそんな意味合いでしたね」 「現在、ロータリークラブの例会の『儀式』のひとつとして、 会の開始時と終了時に会長が鐘を鳴らしますが、意外な事に 例会で点鐘をするのは、世界の例会では少ないとのことです」 「えっ?そうなんですか? 世界中のロータリークラブ共通かと思いました……」 「日本独自というわけではありませんが、周りを海で囲まれ、 船に馴染みの多い日本らしいと言えるかもしれませんね。 しかし、ただ、始めますよ! 終わりますよ! では無く、 その昔『この鐘を鳴らすのはプレジデントだけです、 その責任に対しての覚悟を持って叩く』 それと『親(先人)に対しての感謝の念』と 言われていたこともあるようです……」 「何となく、分かるような気がします。 『鐘』って宗教的な連想につながります……」 「ロータリークラブでは、会長がこのゴングを叩く事で、 その都度しっかりとした自覚と責任を、 感じる事が必要らしいです。 私はそれに加えて、親ならず発足以来の偉大な先輩方への 感謝を込めて叩いています。 鐘を鳴らすことで、皆さんと共に襟を正したいとも思います。 そして、奉仕の理想を追い求めたいと考えています」 「そうなんですね。素晴らしいです……。 謎(?)が解けました……(^。^) ありがとうございます」 「こちらこそ、ありがとうございます。 どうか、入会の件も真剣に考えて下さいね。 よろしくお願いします。( "⌒∇⌒" )」 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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