カテゴリ:先輩・後輩が居酒屋で……
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[35] 先輩「カラオケの選曲リモコンで気が付いたんだが……」 天崎「えっ!カラオケに行かれたんですか?……このご時世に」 先輩「うん、飲み屋でな……誰も歌って無かったが……。 昔の歌を思い出せなくてリモコンで探していたんだ……」 安村「歌のタイトルが思い出せないって時々ありますね……」 天崎「……で、先輩、何に気が付いたんですか?」 先輩「『道』というタイトルの歌が沢山あることだよ……。 殆んどが、その歌手の半生を歌ったもののようだが……」 安村「タイトルは『道』でなくても、その類の歌はコンサートで よく聞きますよ。歌手自身の事を歌ったヤツです」 先輩「人生はしばしば道に例えられることが多いよな……。 『細い道』『まわり道』『近道』『迷い道』…………」 天崎「『道を外す』とか『道を間違った』とかも言いますよ」 安村「『道理』『道徳』…………なんか『道』って凄いですね」 天崎「……暗黙の法律みたいだ……」 先輩「俺が好きなのは島崎藤村の『初恋』に出てくる『道』だ」 安村「……どんな詩ですか?」 先輩「林檎畑の樹(こ)の下に おのづからなる細道は 誰(た)が踏みそめしかたみぞと 問ひたまふこそこひしけれ (^。^)」 天崎「……どういう意味ですか?」 先輩「うん、意味は夫々の解釈で良いが、この詩には道の誕生が 書いてあるんだよ。元々道は無かったんだよ。人や動物が 何度も何度も通って踏み固めていくうちにできるんだな。 多くの人が通ればその足跡で道は早く出来る……」 安村「何となく、道の意味にも通じるような気がしますね……」 先輩「ははははっ……、つまらん話をしたな……はははっ……。 さて………………、ところで天崎! ……お主に聞く! 下の者を何と心得おる……?」 天崎「……えっ?設問……始まったんですか? そーんなもの、部下に決まってるでしょう。 昔流に言えば……子分みたいなもんですよ……」 先輩「ははははっ、天崎一家か?……はははっ……(^。^)」 安村「…………(-.-)」 天崎「さてさて、新しいタイプの安村先生は、 どのように、お考えかな……? 何ぼなんでも下の者を、上司と考えるという事は なかろうが……」 安村「うーん……。何と言えば良いのでしようね……。 ……明らかに『部下』とは、違うんですが……、 ……うーん……」 天崎「まったく……、部下を部下と考えないで、 一体どう考えろって言うんだ!!!……もう!<`ヘ´>」 先輩「まぁまぁ、天崎……。安村の考えも聞いてみろ……」 安村「……ですねぇ。うーん……。同僚では、ピタッと 来ないし……………………。 あっ、そうだ……!! 下の者は、パートナーです……」 先輩「パッ……パートナー?…………か?…うーーん(+_+)」 安村「はい、便宜上、部下という言葉を使ったりはしますが、 本質は仕事の『パートナー』と理解して、 すべからく対応しています」 天崎「あーーーあ、もうダメだ……こりゃー。その内、 仕事が、「パァーとなーる」……ぞ。 へへへっ……(;一_一)」 先輩「うーん、パートナーか……? 時代は変わったな……」 安村「いいえ、先輩、戦国時代から基本は変わってませんよ。 過去、成功した武将達は、たとえ目下の者でも、 パートナーとして認識することで成功したように 感じます」 先輩「うーん……なるほど、一理あるなぁ……」 天崎「せんぱい!ごく稀な例に過ぎませんよ……。 そんなに納得しなくても…………」 先輩「ははははっ……、お前達と問答してると、 俺も随分勉強になるよ……(^。^) <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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