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2020/12/18
カテゴリ：実践ビジネス力
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 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。  にほんブログ村^-^◆コミュニケーションミスによる非効率を防ぐ為に[2] 「もちろんこの潜在記憶があるからこそ、 我々は相手が話していることを素早く理解したり、 読んだ言葉を瞬時に認識できるわけなんだって……さ」 「うーん、ある意味、人間って凄いですよね」 「うん……しかしその反面、自分の記憶や知識に引っ張られて、 いわゆる『バイアス（偏り）がかかった状態』になりやすい のも事実らしいよ……」 「それだと、相手の意図とは違った受け止め方をしてしまう わけですね。……そんな経験って少なくありませんよ。 先輩に凄く思い込みの強い方が居られましてね、言った人の 意図を、真反対に理解しておられたことが数々ありました」  「そうだろう、これが『コミュニケーションミス』の主な原因と 考えられているらしい……」 「うん、これは分かりやすい話です……(^-^)」 「例えば上司の指示がうまく伝わらなかったりとか、 部下の報告が正確に伝わらなかったりすることがあるのは、 お互いに『自分に引き寄せて聞いている』からなんだな……」 「そういったコミュニケーション上の『ずれ』が、仕事のミスや 失敗につながっていくわけですね……なるほど。 これって仕事に限った事でもありませんね。友との間や、 夫婦間にだって存在しますよ。……かなりの頻度で……。 そういったコミュニケーションミスを防ぐにはどうすれば いいんでしょうかね……」  「まずは大前提としてだな……、 伝える側についていえば、『ちゃんと伝えたつもりでも、 こちらの意図は正確に伝わっていないかもしれない』と、 常に考えることが大事だ……。 そして、聞く側は『ちゃんと聞いたつもりでも、 相手の意図を正確にくみ取れていないかもしれない』と、 考えることが極めて重要になるわけさ……」 「それって……なんだか、極めて当たり前の話ですね……」 「うん、所詮はそんな事じゃないかな……。 人と人のすれ違いなんて……」 「さぁ、それからどうしましょう……？」 「うん、そのうえでだな、相手の話を聞きながら、 『今自分の中で、自動的に潜在記憶が思い出されている』と いうことをあえて意識し、それを自覚する事が大事なんだ」  「言ってみれば、相手の言葉を自分の過去の記憶だけで、 勝手に解釈している……かもしれないと、思うわけですね」 「うん、まぁそんなもんだな。別のいい方をすれば、 『自分を観察するもう一人の自分』を創り出して、 『人の話を聞きながら、同時に潜在記憶を思い起こしている 自分』を客観的に見つめるわけだ……」 「そんな風に言われますと、とても複雑で難しい事の様に 聞こえますけど、案外、時々自分の中でやっている様な そんな気がします。大切なやり取りの場合などに……」 「そうか……、 それが行き違いを少なくする大切な要素のひとつなんだ。 今言った『もう一人の自分による自己観察』の事を、 『メタ認知』というらしい……」 「……『メタ認知』ですか……何だか分かりにくいですね」 ＜続く＞ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 出所：フリーランスライター森末祐二（もりすえ・ゆうじ）氏 『ミスゼロ仕事術マスターコース』のテキスト抜粋・編集より。 ========================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ １４年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路（ビジネス編上巻・中巻・下巻）』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路（ビジネス編上巻・中・下巻）』  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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