カテゴリ:ロータリークラブ
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ ロータリークラブに入会したその訳[5] 【前回】ロータリークラブに入会したその訳[4] 「『情けは人の為ならず、巡り巡って我が身の為よーー』と、 いう言葉は、会長たちの世代の方は、殆んどご存知ですね」 「懐かしいな――。 私はこのフレーズを『貧者の一灯』の心で、 租借したんだよ……。(^-^)」 「えっ?『貧者の一灯』…………ですか?」 「私は極貧で、父が身体障害者という生い立ちの中で、 父から受け継いだ『貧者の一灯』の心を、 ずっと大切にしてきましてね……。 つまり、自分が如何に貧しくとも、 より困っている人に対しては手を差し伸べようという 考えですがね……。 勿論、出来る範囲ですから微々たる事しかできませんが……」 「いえいえ、その心意気が素晴らしいと思います……」 「長年個人的に数々の寄付活動に関与してきましたが……、 自らの倫理観が強く維持されていないと、時として、 ブレが生じます。……人間ですからね。(^_^;)」 「はい、それも良く分かります……。仕方ないですね」 「そういうこともあって、ロータリークラブの『職業奉仕』の 概念に魅力を感じて入会したわけですね。 先ほど話しましたが…………ね。 職業を通じて社会に貢献する素晴らしい概念をわが社にも 定着させたいと思っています」 「それは私も同感です。職業人としての基礎ですね……。 あのう……『貧者の一灯』が気になっているんですが……」 「あっ、ちょっと、本論から外れましたね……スミマセン。 今まで私は、終始一貫して日本語でいう 『情けは人の為ならず、巡り巡って我が身の為よーー』 『与えよさらば与えられむ』という言葉、 或いは、シェルドンが唱えた 『最もよく奉仕するもの、最も多く報いられる』という言葉の 概念を『貧者の一灯』の心で租借してきました……」 「それは、与えれば、与えたものがいつか返ってくるという、 そんな考えではなくて、その事によって自らが育つみたいな 感じですか?つまり、純粋な奉仕の心……」 「いゃー、あなたはやっぱり素晴らしい感性を持っていますね。 そうです……。交換可能な価値の世界の話ではなくて、 示したその優しさや、慈しみの心から、その行為によって、 自分自身に力が授かる……という理解です。 人の為ではなく、全く自らの為にやるんです……」 「なるほど……良い言葉を頂きました。ありがとうございます。 ロータリーで云われている事は、目新しい概念でもなく、 我々にとっても、極めて身近な教えというか導きなんですね」 「そうですね。難しく考えない方が良いですね。 あなたもそうだと思いますが、日本人としての倫理観で、 育ってきた我々でも、ともすれば、道を見失いがちに、 なりますね。 『ご先祖様に顔向けのできないことはするな』…………」 「あっ、聞いたことがあります。 『世間様に顔向けのできない事をしてはいけない』…………」 「そうそう、 『人様から後ろ指を指されてはいけない』 『弱い者いじめは、恥だ』 『ウソをつくと閻魔さまに舌を抜かれる』 これらは、日常的に家の中で言われていたのにね……」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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