カテゴリ:ロータリークラブ
◆
人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 日本人の職業倫理観[2] 【前回】日本人の職業倫理観[1] 「二宮尊徳翁の七代目子孫である中桐万里子氏の講演を、 聞いたことがあるんですが、真実は違うようです。 もちろん、その様な意味もある事はあるのですがね、 それは三番目だそうです」 「えっ?学問よりも大切なものですか?なんだろう……?」 ---------------------------------------------------------- 「中桐万里子氏のお話です。 二宮尊徳翁は1787年(明治維新の80年前)に生まれ、 江戸時代の末期に活躍されたそうです。 幼名が金次郎というのは……皆、知っていますね」 「はい知っています。(^-^)」 「その尊徳翁が最も大切と考えられたもの。 それは『勤労』だったそうです」 「『勤労』ですか?働くことですね……なるほど、 現代程、生活が安定していた時代じゃないですもんね……」 「そうです、最も大切なものは働くこと……、 つまり背負っているマキに大きな意味があったのです」 「うーん、眼から鱗です。確かに言われてみればそうですよね。 現代でも国民の義務に『勤労の義務』が謳われていますね。 ……で、学問は3番目と言われましたが、じゃー2番目は?」 「次のヒントは『足』です。 どの銅像を見ても、必ず彼は一歩足を踏み出しています。 つまり『踏み出す事』。 行動する事の大切さを示唆しているというのです……」 「うーーーん、行動ですか……。……大切だなぁ」 「尊徳翁曰く『学問は、働いたり行動する為に学ぶもの』 従って、年少の身とは言っても、働くこと、踏み出す事が 大切であると説いていたのです。 これが、二宮家に代々言い伝えられたことらしいですよ。 含蓄がありますねーーー」 「はい、良い話をありがとうございます。 私、実は、二宮尊徳の事を余り知りません。 この際に、少し研究してみようと思います……」 「そうですか。それは良い事ですね。 あなたは、何らかの示唆を受けると必ずと言っていい程、 自分でもう一歩踏み出そうとされる。 お若いのに、素晴らしい事だと思いますよ。 尊徳翁の数あるエピソードの中で、私が最もお手本にしている 逸話を、少し話しましょうかね…………」 「(^-^)それは有難いです。ぜひ、お願いします」 「尊徳翁は、数々の飢饉対策を実行されたんですが……、 その中にこんなものがあります。 まずですね、対象の村の村人を、働くことができる者と、 そうでない者に分けたんです。そして、その上でそれぞれに、 声をかけたです……」 「はい、どのように言われたんですかね。興味深いです(^-^)」 「働くことの出来るグループには、できる限りの食糧を与えて、 必死で働いて欲しいと言われました。……推定できますね? では、もう一つのグループ、老人や、病を得ているもの、 幼い子供、力の無い女性たちなどには、 どのように言われたと思いますか?」 「これは、大体想像がつきますね……自分に置き換えて……」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ロータリークラブ] カテゴリの最新記事
|
|