カテゴリ:大切な言葉
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 「うそー!」「まじー!」って相手を疑う言葉なの? 近年、電車の中などで若者と一緒になりますと、 時おり聞こえてくる言葉があります。それは 「うそー」という言葉と 「まじー?」あるいは 「まじでー?」という言葉です……。 「まじ」という言葉は「まじめ」の省略でしょうから、 真っ正直に解釈しますと……「真面目な話なの?」とか 「ふざけないでよ」とかなるわけですよ……ね。(^。^) 「うそー」に至っては、そのものズバリ。 「嘘つかないでよ」となります…………。 ところがしかし、現実の使い方は、そんなことはないようです。 「そうですか」とか「そうなの」に近い意味で、 会話はどんどん進展していっています。 「ヘエーそうなの」って言うより「うっそー」と叫んだ方が、 感動的な響きさえ感じられる時だってあります……。 しかし……言うまでもなく言葉というものは、 元々、意味のあるものですし、だからこそ相手に意志や信号を 伝えられるわけです…………よね。 そこで…………、 この様に、相手を疑ったりチェックしたりするような言葉が、 相槌を打つような場面で頻繁に使われる様になったのには、 それなりの背景やいきさつがあるはずだ……と、 考えてみたわけです……。(一。一) 大げさに言うつもりはありませんが、 現代社会の相互不審や、性悪説的な人の見方の習慣が、 根底に横たわっているように思えてなりません……。 考えすぎでしょうか……? この前、若い人達と話していて……耳にした事ですが、 友人同志、親しく付き合ってはいますが、 どこかできちんと距離を保っているのだそうです……。 お互いに、ある一線以上はあまり踏みこまないという 暗黙のケジメといいますか…………、 了解点のようなものがあると聞きました……。 昔のように一緒に悪いことをして怒られたり……、 トコトン喧嘩をして、疲れ果てて仲良くなったりとかいう事は、 まず……ほとんど無いそうです……。 ……昨今。 極端に疑う事もないけど、 又、深く信用する事もない間柄だと聞きました………。 ……一部の人たちかもしれませんが……。 ……そんな事もあって、 会話の中で、ちょっと異例のことに遭遇すると、 軽くチェックする習慣がついたのでしょうか……? そしてそれが、 どんどん……、 どんどん……、 一般化していった……のでしょうか……? 昔、就職してこの土地に来た時「うそー」と迄はいきませんが 「ホントか……」という相づちの打ち方を、この土地出身の 人間がよくしていました……。 自分が生まれ育った土地では、いちいち、話すたびに、 「ホントか」「ホントか」等と言われた習慣がないので、 頻繁な相槌の言葉に、とうとう頭にきて 「俺は、嘘はつかん!」と怒鳴って、 相手をびっくりさせた事を、 ある意味懐かしく思い出します……。 本当に、相手はキョトンとしていました……。 何故、私が怒ったのか……全然分かりませんでした……。 八幡という土地は、官営八幡製鐵所の影響もあって、 「三代遡ればよその県の人」と言う位に、 様々な他の地域の人が集まってきた比率の高い街です。 ……やはり相互チェックの習慣が無理なく育ったのでしょうか? 自分が生まれ育った土地は、昔からの農村地帯で、 人の入れ替わりはほとんど無い……。 だからなのかどうかわかりませんが…………、 こんな言葉の使い方はしません……。 こんな風に考えるのは、こじつけかもしれませんが……、 案外、本当に信頼し合っている者同士でには、 まず存在しない言葉の習慣かもしれないなと思って…………、 課題提起してみました…………。 (^。^) 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ==================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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