カテゴリ:ロータリークラブ
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 『四つのテスト』の身近さと奥深さ<下> 【前回】『四つのテスト』の身近さと奥深さ<中> 「その話というのはですね。インドでの話なんですがね……」 「インドですか……!!」 「そう言えば、来期の国際ロータリー会長はインドの、 シェカール・メータ氏ですね。(^-^) インドの古い町であるハイデラバッドというところに、 バドウルカ商科大学というのがありましてね」 「ハイ」 シェカール・メータ氏 「聞くところによりますとインドでは名門校の1つだそうです。 そこの学生が少し遊び過ぎて落第点を取ったんだそうです。 そしてそれが、親の知る所となりましてね、 親不孝者と叱られました……」 「何処の国も似たような風景がありますね……(^_^;)」 「(^O^)という事は似た様な話がありましたか?ふふふっ。(^-^) その学生はですね、ヤケぎみになって、 なんと学生暴力団の一味になったんです」 「学生暴力団……ですか?凄い話ですね……」 「そして、大学生に対して乱暴狼藉を働いてしまいました。 遂に彼は学長の喚問を受ける事となったわけです……」 「あーあ、その青年の、大学生活は終わりですね…………」 「その学生はですね、退学覚悟で学長室に行きますと、 学長は一枚のカードを机の引き出しから取り出して、 学生に差し出したんです」 「そして言いました。 『これをよーーーく読んでから、 明日この時間にまたここへ来たまえ』 と言うと、学長は仕掛けていた仕事を続けるのでした。 見るとそのカードにはこう書いてありました。 ― 言行はこれに照らしてから ― 1.真実かどうか? 2.みんなに公平か? 3.好意と友情を深めるか? 4.みんなのためになるかどうか? ……四つのテストだったんです。(^。^)」 「四つのテストを、見せられたんですか?」 「そうです。 学長室の壁にも同じものが掛けてあるのを見つけた その学生の様子に、学長は手を休めて言いました。 『これは残念ながら、インド人の書いた物ではない。 アメリカのある実業家が思いついたものだが、 君はどう考えるかね』と付け加えたんです」 「彼は、どの様に反応したのでしょう?想像はつきますが……」 「『大変興味深い話だと存じます』と応えました。そして、 『そうかね、では明日またね』という事で彼は退室しました」 「なるほど、もう効果は挙がったも同然ですね……」 「そうです。貴方の言う通り、学生は心から前非を悔い、 優秀な学生となって、後に優れた社会人になったといいます」 「うーん、立派な学長さんですね。奥が深いです……」 「……ですね。(^-^) こんな風に『四つのテスト』は単に商業上の効果ばかりでなく 青少年問題にも、ひいては人生一般にも効果がある事が 実証されて今日に至っているのですよ」 「分かるような気がします。 単純明快で、的を得た標語であるだけに、感ずるものは大きい と思います。 会長、今日も色々と良いお話をありがとうございました」 「いやいや、こちらこそありがとうございます。 貴方と話していると、こちらの頭も整理されて、 ……助かります。(^。^) また、やりましょう」 <完> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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