カテゴリ:実践ビジネス力
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ? ^-^◆ 「働きやすく助け合いのある職場」の実現<下> 【前回】「働きやすく助け合いのある職場」の実現<上> 「会社の行事に若手社員がなかなか参加しないという傾向は、 大体いつの頃からだろうかな?」 「もう20~30年前からの傾向じゃないでしょうかね……」 「……近年でも……それを嘆く管理職が増えていてな……。 私の所にも相談が来るんだよ。 新入社員や若手社員が部内の懇親会や、 会社行事のレクリエーション等に参加しないと嘆く管理職は、 近年でも数多いよ」 「そうですね。社会全体的がそんな傾向になっていますね。 ウチの会社もその辺りの問題はありますし、 他の会社の友人などからは愚痴を聞く事もありますね……」 「これこそ、この『職務』という概念が理解できていない事が、 主な原因であると思っている……。 きっと、そういう教育も施していないんだろう……」 「ウチの会社でも、若手社員は担当業務以外の事で、 群れるのを嫌がりますね」 「元々懇親会やレクリエーションというものは、 より良い人間関係をつくるために企画されているんだから、 そういうタイプの社員こそ参加させて、交流を通じて、 色々と体験させる必要があるんだがな……」 「毎年毎年、入ってくる新入社員は特にその傾向が強いですね」 「うん? 例外もあるから決めつけず良く見た方がいいと思うよ。 平成の前半生まれの若者は必ずしもそうではない傾向がある」 「えっ?どうしてでしょう……?」 「理由は良くは分からないんだが『職務』の概念を理解する 若者が増えている傾向にあるんだ……」 「そう言えば、我々の世代では常識みたいになっていた 運転免許にも、その世代はそんなに固執しないようですね。 どうしてだろう……?」 「その辺りは、現場で研究して頂くとして、 若手社員にとっては、社の行事に積極的に参加して 職場の一体感の醸成や親密なチームづくりに貢献することが きわめて重要な『職務』だという事を強調する必要があるね」 「昔は、常識みたいな話でしたから、強調する必要性も 低かったんでしょうが……今は具体的な教育が必要ですね」 「そうだね……。『業務』の他に『職務』が求められていると いうことさえ理解できれば、若者はすすんで様々な行事に 参加するようになると思うよ」 「はい、どうしても業務外の事と認識しがちですからね。 ただ……もしかしたら、リクレーションで残業手当をくれと 言い出すかもしれないな……(一_一)」 「私の知っている会社では、その残業問題にも、 真剣に取り組んでいるところもあるよ。 とにかく『職務』の大切さを若手に理解させ、 実践する姿勢を身につけるよう指導することが大変重要だ。 そのためにもまず、周囲の先輩や上司が率先して 『職務』に取り組む姿勢を示すことが求められるね……。 率先垂範だね」 「確かに仰る通りですね。先輩社員にとっても、 特に新入社員を迎える時期は、より良い職場づくりのために お互いがなすべき『職務』は何なのか……、 一人ひとりが見つめ直す絶好の機会かもしれませんね」 「そうだね。チャンスと捉えて推進するのが良いだろう」 「職場に持ち帰って検討したいと思います。『職務』の認識で 社内の人間関係が良好になれば、先輩後輩の会話も増えて、 悩ましい離職問題にもプラスになるかもしれません。 先輩、いやー、今日は良い話をありがとうございました。 <m(__)m>」 <完> 参考文献:PHP研究所 人材開発企画部部長 的場正晃氏論文 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ========================================================= ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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