カテゴリ:ちょっと一言
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 上司の悪口大声で言っちゃった(^_^;) <Renewal> 昼食時の博多……。 朝日ビルの地下2階から一階への階段の踊り場……。 上がろうとしたら、胸のポケットの携帯がブルブル………。 両手に荷物を持っていた。 急いだつもりが間に合わず……。誰からだったのだろう? 確認していると、上の方から声が聞こえてきた。 この手の階段エリアは、上から下まで声が筒抜けなんだ。 「………………しかし、森次長にはまいるよなぁ……」 「えっ? お前まさか一緒に行ったんじゃ…………?」 「ついて来いって言われたら、しょうがないでしょうが……」 「ひゃー、そりゃ、恥ずかしかったろう? ふふふふっ……」 「何とか、なりませんかね……。あのガニマタは……。 ………ねぇ……(;一_一)」 「ひどいもんなぁ……。肩の辺りが30センチ巾位に 揺れるもんなぁ……」 「1メートルじゃないか。ははははははっ……(^O^)」 「客先の廊下で、会う人会う人、丁寧にあいさつするんですよ」 「それはお客様だから当たり前のことだが、 相手の人も大変だろう?……ええっ?」 「そう……。笑いをこらえているのが、アリアリ……( ̄ー ̄)」 「離れて歩きゃ良いんだよ……。なっ。ははははっ」 「そうも、いきませんよ。いざ、その場になったら……」 「次長の靴見たか? 外側が、内側より1センチ位、 よけいにすれてるぜ」 「ほんとか? そうやろうなぁ……。ははははっ……(^O^)」 若手の、3~4人連れか……?だんだん声が近づいてくる。 ふと、知人の森さんの顔が脳裏をかすめた。同じ森さんだ。 この森さんは、東京の人だから話の主とは別人だろうが……、 偶然にも、その森さんも、極度のO脚なのだ。 本人は結構気にはしているが、今更、直せるものでもない……。 -------ワイワイと、上司の悪口を言いながら近づく足音を 聞いているうちに、ふといたずら心が芽を吹いた。( ̄ー ̄) 斜め右上に声が聞こえてきたから、 丁度正面上にある地下一階の踊り場辺りですれ違う事になる。 荷物を持ち上げて、思い切り足をガニマタにして、 一段一段、踏みしめる様に上がっていった。 ……もちろん、怒ったような顔で下を向いて………。 両手に荷物を持っていると、極めてそれらしく巧みに体が 左右に揺れる。 ――――次の瞬間。 一瞬、若者たちの声が凍った。 上目使いに見るとどうも、商社系らしい若いビジネスマン達だ。 ………4人居る。 こんなにも急に音が止まると、無気味な気さえする。 エッサ、エッサという風に上がっていく。 我ながら、名演技…………。 ………怖ろしいほどの沈黙……。人が4人もいるとは思えない。 ………そっと降りてくるような足音の若者たち。 不気味な空気の中……、 丁度踊り場でですれ違った………。 ジロリと睨んでやった……森次長の代わりに……。 ―――彼らの姿が見えなくなっただろう所まで行って……、 立ち止まって………………耳を澄ます。 ……しかし、俺も人が悪いなぁ……。(;一_一) …………まだ、声はしない。 …………ややあって、もう良いと思ったのだろう。 「わぁー-ー……」という歓声に近い大爆笑…………。 …………しかし、案の定、その声はすぐやんだ。 「ヤバいなぁーー……」みたいな声が聞こえてくる。 『壁に耳あり障子に目あり』だ………。 人の噂話の愚かさを少しは感じてくれただろうか……? もし私が当の森さんだったら……って………、 肝を冷やしてくれただろうか? これも……躾…………なーんちゃって……(^。^) ……またまた、余計なお節介をしてしまった。(;一_一) いやいや、いたずらですね。(^_^;) 森次長さんにも………ゴメンナサイ。 m(__)m ========================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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