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2021/04/07
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 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。  にほんブログ村 ^-^◆ 苦しい選挙(-_-)思い切った手 ＜今や懐かしのフィクション＞ ＜Ｒｅｎｅｗａｌ＞ 「ホントに……もう……、大変な事になりましたね。(；一_一) どうしましょう……あーーあ……"(-""-)"」 「バカ者！！うろたえるな！！その位の事は覚悟の上だ……」 「しかし、選挙の現場としては党の公認が有りませんと……」 「言うな！……先生も余程のお覚悟だったんだ。 信念を貫き通されたんだからな……」  「しかし厳しいなぁ……どうやって対策立てましょう……ふぅ」 「……前回選挙を確認しておきたい……」 「はい……ウチは……１３万５千強です」 「敵は……？」 「民友党は１２万５千……です」 「うん、一万の勝ちだったな。……それは、分かっとる」 「今回、友党の公正党の支援が得られません。 自主党を出るわけですから…………」 「わかっとる！！<`ヘ´>そんな事……当たり前だ！」 「……前回の公正党からの支援票は、ざっと、２万票です。 ガチガチの硬い、確実票です……」  「……。……。……まぁ、しかしそれが敵の民友党に、 行くという事は無いな……」 「……でも、１万票負けます……」 「うるさい！！！選挙に『負け』という言葉は使うな！」 「そう言われましても…………」 「１１万票強が、先生の基礎票だな……」 「でも……自主党時代のことで……」 「バカもん！！先生は党名で当選してたんじゃない」 「ハッハイ……それは、人望と実績です……」 「考え違いするなよ。先生個人の基礎票は固い……。 そこは、自信を持てる」  「でも……相手は、１２万を越えています」 「よし、………分析だ。敵の票の内、若手の無党派層の票が 流れた部分を調べろ……」 「そんなこと、分析済みです。プロに頼みました」 「よし！…………で、たいしたこと無いか……？」 「いえいえ、過去の実績から分析して、 ４～５万票はありますよ。民友党の組織的な基礎票は、 ざっと見ても、７～８万票止まりでしょう……」 「シメタ……！！！！そうか、……よし」 「えっ……？」 「よーし、ニガリ戦法で行くぞ。対立候補擁立だ……」  「えっ！！！！！！まさか……！！(゜_゜)」 「責任は俺が取る。……人材を探し出して立候補を陰で要請だ。 ……相当苦いが……地がしっかり固まる……」 「先生には……」 「もちろん、内密だ……」 「……大丈夫ですか？」 「心配するな。過去に何度もあちこちで、取られてきた戦術だ」 「……！」 「いいか……、人選の第一条件は、 無党派層の票を食ってくれそうな人材だ。 民友党に流れている票を食ってもらう……。 若手に絶大な人気のありそうな人材を探し出せ……」  「……」 「次は、落選しても被害の無い人材でないといかんぞ。 むしろ、立候補するだけで、メリットになる人材だ。 これは大事だ……なっ」 「……政治家以外が良いですね。タレントか何か……」 「そうそう、それから……できれば、中高年以上にあまり人気の 無い人材が良い……。万が一ってこともある」 「こっちの誘いに乗ってくれるでしょうか……？」 「バカ！！そこがお前の仕事だろう。条件は全て任せる。 金はある……。相手のどんな条件でも全て飲め。 先生の『当選』が至上課題だ。 ……いずれ政治の世界を志すお前の力の見せ所だ！」 「あっ……」  「……ん、……何だ？」 「ちょうど良いのが居ました。今話題の、柿絵社長です」 「あれは刺客落下傘で、他の選挙区から出るんじゃないのか？」 「いえ、まだ確定とは聞いていません」 「……頼めるのか？」 「……ちょうどルートがあるんです……太いです。 お任せ下さい。…………ただ」 「ただ……なんだ？」 「先生の基礎票まで食われて、負けたらどうしましょう？」  「お前は、どこまでもバカだな。 先生の、この４０年以上の地元への血のにじむような貢献を 何と思ってるんだ。 基礎票は大丈夫だ！……心配するな！」 「……しかし、万が一ということも……」 「まず、ありえないが、その時は俺が腹を切ってお詫びをする。 とにかくこのままじゃ危ない。囮作戦しかない。 勝たなければ……全ては……無だ」 「……」 「……うまくいっても……、先生に無断でやるんだから、 俺は、腹切って独断専行をお詫びするつもりだ」 「……やはり、先生には話して、やった方が……」  「ダメだ。……ダメだ。先生にも本気で、危機意識を 持って必死に戦って貰わなくてはならん。 死に物狂いの姿勢で……、基礎票プラスαを見込む。 ……いいか、勝負の為には、時には主人もだまさねばならん。 辛いがそれが……この道だ……」 「一か八か……ですね」 「バカもん！！！！！……バクチじゃない！必勝だ！！」 「……！……わかりました。やってみます。努力します」 「バカもん！努力じゃダメだ。結果を作れ！！ よしよし、民友党……７万票弱。柿絵候補には公正党が 向こうに付くとして、９万票。先生が、１２万票強……。 ……勝ち…………これで……いこう！」 「早速、東京に飛びます」  「よし、頼んだぞ！勝ちは、お前に掛かっている」 「……命をかけます」 「よし、柿絵さんの欲を、コントロール……してこい」 「……お任せ下さい」 ◆……かくして、このフィクション……、 先生様の「勝ち」で………………チョン。(；一_一) 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ========================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路（ビジネス編上巻・中巻・下巻）』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路（ビジネス編上巻・中・下巻）』  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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