カテゴリ:干支の周期と人生
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人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 【改訂】人の一生 と 干支の巡りあわせ<10> <高齢の祝い解説編> 【前回】人の一生 と 干支の巡りあわせ<9> 「高齢の祝いのおさらいだが……、 70才が古稀、 77才が喜寿、 80才が傘寿……前回、ここまでは話したね。 84才が橋寿……今日は、ここからだ。(^。^) 88才が米寿 90才が卆寿、 92才が國寿、 94才が櫛寿、 99才が白寿、 100才が、百寿、 108才が、茶寿、 111才が、王寿、 120才が、天寿、 と、これだけある……ははははっ…………(^O^)」 「はい、よろしくお願いします。(^-^) ……でも、橋寿は全く聞いたことがありません」 「まだ、あまり一般的ではないかもしれないが、 一部で行われている祝いだよ。84(ハシ)に因んで、 お箸を贈ったりするね。84は『橋』でもあるし、 橋とは繋ぐものだから『縁繋ぎ』にも『歳繋ぎ』にもなって、 縁起がいいよな……(^-^)」 「……こんなこと言いにくいんですけど、何だか駄洒落の世界 みたいですね……?」 「昔は、現代みたいに長寿ではなかったから、 長生きされた先輩を、色々なことにかこつけて、 お祝いしたんじゃないかな。祝って頂くと嬉しいもんな。 ひとつの文化になっていったんだろう……」 「なるほど、そういう事かもしれませんね。 和を保っていくひとつの知恵だったのかも……」 「さて、次に行こうか……米寿だな。 88才の長寿の祝いは、米(よね)の祝いともいうんだよ。 『八十八』の字画を詰めると『米』という字に通ずるから、 そう言われるようになったらしい。 日本の歴史では、米は極めて大切な宝のような物だったから、 長老の祝いには相応しい命名だよな」 「大名の格を表すのも、お米の石高でしね。(^-^)」 「そうだな。江戸時代以降、還暦、古稀、喜寿に次ぐ 最終の長寿祝いとして久しく行われてきたらしいよ。 その後、さっき言ったような祝いが付け加えられて、 その内、主なものが、近年は定着の傾向がみられるんだ」 「昔は88才と云えば、大変な長寿だったんですね。 武家も商家も、40才くらいで隠居する時代でしたもんね。 はい! 次は、卒寿(90才)です。 あっ、これは卒業の『卆』だ。聞いたことがある!!」 「そうそう、漢字の『卒』の略字は『卆』だな。 『九十』に分解できる事が『卒寿』祝いの由来とされている」 「相当な高齢ですから『人生卒業』という事ですかね……」 「ノーノー、お祝いだからそんな事は決して言わない。 『初老を終えただけ』という意味らしい…………。 長寿祝いの風習そのものは平安時代に中国から伝わった ものらしいから、実に長い歴史があるんだね。 しかし、当時90才まで生きる人は非常に少なかったため、 卒寿祝いが行われることはほとんど無かったそうだよ」 「なるほど、そうでしようね。 しかし、 90才で初老の終わりとは……。やっと『中老』ですか?」 「ははははっ……、そうかもしれないな。(^。^) さて、次に行こうかな」 「次の国寿と櫛寿も、全く聞いたことがありません。 92(クニ)と94(クシ)の駄洒落ですね……(^-^)」 「あのなー、駄洒落というのは止めて『掛け言葉』と 言おうよ。(^。^)万葉集だって、駄洒落集になりかねない からね。ふふふふっ……。 国寿は『まだまだ老け込まずに国の事を思って下さい』 現代なら差し詰め『国政選挙に行きましょう』かな……(^_^;) 櫛寿は『人々の命をお守り下さい』という意味だ。 櫛は髪を守る物であり、髪は、命に等しいと、 考えられていたからね……」 「そう言えば、無くなられた方の代わりに、その方の髪を 大事にしていたのを昔、時代劇で見ました……」 「さてさて、今日もこれ位にして、白寿以降は次回にしよう」 「はい、分かりました。よろしくお願いします。(^-^)」 <続く> 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ========================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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