カテゴリ:実践ビジネス力
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人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 部下の成長と フィードバック<1> 「フィードバックって分かるかな?(゜_゜)」 「…………(一_一) 分からんことも無いが…………、 日本人なら日本語で言え、日本語で <`ヘ´>」 「フィードバックというのはな……、 仕事を通じてやったことやら、 成果として出来上がった物に対しての評価をだな、 やった人や会社に対して伝え返すことを言うのさ。 それを『忌憚なく』返すのが特徴だ……」 「何だ……結果の評価か……。 最初からそう言えよ。(>_<) 分かりにくい……」 「うん、分かりにくいよな……。 何故分かりにくいかというと、フィードバックは、 元々欧米のもので、輸入された概念だ。 日本の文化には合わない面があるかもしれない……」 「そんなら……放っとけよ。そんなややこしいもの……」 「それがな……近年の実業界では随分と大切なことになって きてるんだよ……」 「……そうなのか。 まっ、考えてみたら我々の時代のモノだって、 最初は舶来で、段々慣れて……日本の文化に馴染ませたって ものも多いから、そんな事もあるだろうよ……。 昨今はコミュニケーション、モチベーション、チームワーク、 セクハラ、パワハラ……、カタカナだらけの職場だ」 「うん、確かにそうだな……。 ややこしいついでにフィードバックのことを、 もう少し話しても良いかな?」 「ふふふふっ……嫌といったって話すだろう? 君は……(^-^)」 「まあな……(^。^) このフィードバックのフィードというのは英語で『Feed』だ。 Feedの意味はな……食べ物を与える、つまり栄養を与える事を 意味するんだよ。そして、 『Back』は?……」 「バックホームのバックだな。『返す』という事かな?」 「うん、という事は……フィードバックする内容はだな、例え、 どんなものであっても、返される側にとって活かせるもの、 糧になるべきものという意識が大切になるわけなんだ……」 「おいおい、それは奇麗ごとじゃないか……。 欧米人にしてみりゃー『誰かに自分の意見を述べること』は、 ごく普通の事で普段から『忌憚なく』話しているんだろうが、 我々は……日本人だ……」 「うん……まぁ欧米でも、単なる日常会話で、いつも忌憚なく 話をしているわけではないんだがな。それがフィードバックの 場面であれば、当然のように『忌憚なく』話すようだ」 「そうか、しかしここは日本だ。 そもそも日本人は『忌憚なく』伝えるのに慣れていないんだ。 ……だから日本語がますます複雑になったのかもしれんがな。 君が言うように、フィードバックと称して『忌憚なく』が、 行き過ぎると単に厳しく失礼な上司になってしまいかねんぞ」 「うん……まぁ……」 「元々立場が強い上司が『忌憚なく』ものを言うと、 それだけで部下にとっては大変な圧力になるんだから……。 日本ではまず婉曲に話しておいて、 『忌憚なく言わせて頂きますと』と断ってから切り込むんだ」 「うん、だから、そこんところは十分に気をつけなきゃいかん とこなんだ。フィードバックは評価する側が、評価される側の ヤル気を引き出し、能力を向上させるためにやるものだから」 「日本人も、そこまで踏み込んでいかないと欧米に置いて 行かれるという事か……」 「そこまでは言わないが、今後の日本産業界にとって、 若手の育成のためにフィードバックは大切な位置づけになって きたってことだよ」 「ホントに聞き慣れないカタカナ語が次から次へと出てくるな」 <続く> 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ========================================================= ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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