カテゴリ:実践ビジネス力
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人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 部下の成長と フィードバック<2> 【前回】部下の成長と フィードバック<1> 「ふふふふっ……『カタカナ語』とはよく言った。ははははっ。 以前から外来語という言い方でカタカナで表現しているな。 しかし……もう外来語という表現も古くなってしまった……」 「何言ってんだ!<`ヘ´> 国外から入って来るから……外来語だろうが……」 「うん……まぁ、そうには違いないが……。……我が国は 何といっても300年余り鎖国していたからな……。 『内』と『外』という概念が強い。 近年は、そういう区別の仕方は控えて、世界観でものを 考えるようになってきた…………」 「グローバル……っていうヤツか。まあ、貿易立国だから、 分からん事は無い。お前は、経済論中心、俺は民族論中心だ。 ははははっ……(^。^)」 「外来語『フィードバック』はな……、 元々はITや工学の世界の用語だ」 「……ふふふふっ……( ̄ー ̄)」 「何らかの出力された結果を修正したり、調整したりして、 改善する為に、入力した側に返すことをいう言葉らしい……」 「うん……自動制御にとっては大切な概念だった……( ̄ー ̄)」 「……そうか、君は以前、IT屋だったな。(^-^) ところが今では、この『フィードバック』の考え方が、 一般的なビジネスシーンでも活用されるように なってきたんだよ……」 「そういうことなんだな……」 「うん、例えば上司が部下の評価をするだろう? その評価が昇給や昇進に反映されるだけじゃなくて、 本人に対する具体的な称賛や指摘、改善点を与えることにも、 用いられている……そういう概念だ……」 「そういう意味では、消費者が商品やサービス、応対の感想等を 企業側に伝えたり、メディア上で公表したりするのも、 フィードバックだろうな……」 「うん、忌憚ない指摘や改善点などを活かして、 より良い方向に改善、向上していくことを目的として 行われているところだよ……」 「その辺りは理解できるが……、 いざ職場で活用しようとなるとかなり大変だぞ……」 「うん、……簡単ではない……な」 「上司の方がな……、パワハラになることを恐れて、 はっきり言えなくて、いきおいきちんと伝わらないようだと 『よくわからないフィードバック』になってしまうだろう」 「『はっきり言わないコミュニケーション』が染み付いている 日本人にとっては、このフィードバックは、 かなり難しいものになるな……」 「……見ろ……そうじゃないか……。ここは『日本』だ」 「それともう一つのより深い問題点があるんだ」 「まだ、何かあるのか?」 「うん、フィードバック受けた相手を、 『反省モード』にさせる点だ。フィードバックを受けると、 我々は後ろ向きになってしまう傾向がある」 「『注意された』『叱られた』……ってことになりやすいか?」 「とある専門家が云う『認知科学のモデル』ではな、 人間は未来に目を向けて時間を過ごすことで脳を活性化させる ことができる一方で、過去に目を向けて時間を過ごすと、 脳の創造的能力が低下してしまう……と云われている」 「ほう……そんな理論があるのか……。 それは、実感としても納得だな……(^-^)」 <続く> 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ========================================================= ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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