カテゴリ:先輩・後輩が居酒屋で……
◆
人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[61] 【前回】考え方は人それぞれ(良し悪しはその人が決める)[60] 天崎「先輩、コロナがなかなか下火になりませんねぇ……。 もう……『日暮れて道遠し』の感です……(・へ・)」 先輩「なんだ天崎、お前らしくもなく文学的じゃないか?(^○^) どうした?高熱でおかしくなったか?ふふふっ……」 安村「へへへっ……先輩『日暮れて道遠し』は、 ウチの常務の口癖なんですよ。 我々の仕事が計画よりも遅れると……連発されます」 先輩「そうなのか……?ははははっ……(^○^) しかし、心細い気持ちをよく表した言葉だよなぁ。 しかし……コロナも、もう丸2年を過ぎるぞ……。 正直、これ程続くとはとは思っていなかったなぁ……」 天崎「只今、感染症の、 最長不倒記録を更新中でありまーす。(^^)/」 先輩「ん?(゜_゜ ) いやいや、それは無いぞ。 昔、流行った結核は、かれこれ10年近くかかった。 医学の進歩も近年ほどではない時代だ……」 安村「先輩……結核は大体いつ頃の話なんですか?」 先輩「昭和の20年代だな……」 天崎「ひゃー-、爺ちゃん婆ちゃんの時代ですよ。(一_一)」 安村「相当に大変だったんですか?」 先輩「うん、聞くところによると、結核は昭和20年には、 過去最高の死亡率だったらしい。 確か、人口10万人に対して280.3人という数字 だったらしいぞ。凄いやろう?新型コロナは、 人口10万人に対して大体16人位だな……」 天崎「話には聞いていましたが、そんなに凄かったんですか?」 先輩「ほう、話に聞いていたとは凄いなー、……天崎」 天崎「へへへへっ……まぁそのー--(-_-)」 先輩「当時の、病気による死亡原因の第1位は、 結核、次が肺炎・気管支炎、続いて胃腸炎と、 死因の上位を感染症が占めていたらしい」 安村「そうなんですね。その頃も、死の危険度の高い病は、 やっぱり肺の病気なんですね。コロナと似ていますね」 先輩「呼吸器は心臓と直結した重要な仕事をしているからな」 天崎「怖いのでありまーす。 昔から殺すことを『息の根を止める』と、 云うのでありまー--す」 先輩「天崎!今日はどうしたんだ。最近は付き合う相手が、 レベルアップしたみたいだな……はははっ、失敬!!」 天崎「…………(-"-)…………(^-^)」 安村「コロナも対策の意識をもっと高めないと、 長く続けばそれだけ被害も拡大しますね……」 先輩「そうだな。『我慢』『自粛』の繰り返しだな。 お互いに、頑張ろう。 ……ところで久しぶりに会ったんだが何か問題提起は 無いのか?」 天崎「安村は、この前の常務の話は聞いたか?」 安村「うん、テレワークの日だったがねリモートで聞いたよ」 天崎「俺たちも社内にはいたんだが、リモートだった……」 先輩「『日暮れて道遠し』の常務さんだな。(^。^) そのお話がどうかしたのか?」 天崎「はい、ちょっと納得がいかないんですよ。なっ?安村」 安村「うん、まぁ……(^-^)」 先輩「どういうことだ?」 天崎「端的に言えば、 『出来る社員には、どんどん複数の仕事をやって貰う』 という話なんですけど……できる社員と言えば、 我々も含まれるでしょう?……当然」 先輩「うん…………まぁ……そうだろうな。(^_^;)」 天崎「要するに複数の部署を担当させて、 こき使うって作戦ですよ。 今担当している仕事だって手一杯というのに……」 先輩「うんだから『出来る社員』に……と、 言われているんじゃないか? 出来ない奴の所には指示が来ないんじゃないか?」 安村「私達には、確実に来そうなんですよ。 社内でも自他共に許す、出来る課長ですから……。 なっ、天崎課長…… ( ^×^)」 天崎「安村課長……それはそうだ。(^。^)」 先輩「この話が来るってことは、 ある意味抜擢されるという事なんじゃないか? 良い話だろう……」 天崎「一人分の給料で2倍働かせようってんですよ。 堪りませんよ。(-"-)」 先輩「俺も若い頃に経験があるが、負荷の高い複数の部署を 兼務させるというのは無いんじゃないか? 例えばお前達二人のポストを兼務するのは無理だろう?」 天崎「無理です!!!出来たら我々が半人前という事になる!」 安村「仰りたい意味は分かります。 確かに、兼務する方の仕事は『企画』『計画』或いは、 『調整』のポストになってるようです……」 先輩「だろう? ラインの管理者にそういう異質の仕事を体験させて、 勉強させる狙いと、今一つは、君たちの視点の違う意見を 会社経営に取り入れたいという様な事じゃないのか?」 天崎「先輩、100歩譲って、そうであったとします。 それでも、任務を与える以上は、業務の負荷や責任の 比率を明確にしてもらわないと職務を全うできませんよ」 先輩「うーん……そう来たか……」 安村「現在、兼務をされている先輩方も、 その辺りはあいまいな感じなんですよね……」 先輩「うん、それでその先輩管理者たちは、 グダグダと文句を言っているんだな……(^。^)」 安村「いえ、それが不思議に、活き活きされているんですけど」 天崎「はっきり言って、これは騙しですね。 どうもついて行けません」 先輩「天崎、……それで良いんじゃないか。だって、 日暮常務は『出来る社員』と言われているんだろう?」 天崎「日暮常務じゃないんですけど……。(・へ・) うー--ん、それは…………」 安村「先輩、どの様に考えたら良いんでしようか?」 先輩「本音は、抜擢されたいんだろう?少々きつくてもな」 天崎「条件交渉をしているのでありまーす。(^^ゞ」 先輩「よし、天崎上等兵はこの任に非ず。 現状維持でいくように……」 天崎「先輩! (*´ω`)」 安村「知恵を貸して下さい……先輩」 先輩「知恵も何もない。明々白々だ。いいか聞けよ。 『責任は、両業務共に100% 対 100%だ。 責任は取るか取らないかであって、中庸は無い。 いいな! そして、業務負荷比率は自由裁量でやれ。 それが出来るレベルの者を抜擢するんだ』 ( "⌒∇⌒" )」 安村・天崎「………………」 先輩「お前たちにはそれだけの能力がある。 関係先と調整しながら、自分で判断して動け。 そういう能力の醸成もこのプランには含まれておる。 いいか、分かったな。( ̄ー ̄)」 天崎「先輩……先輩は、ウチの常務と繋がっていませんか?」 先輩「ははははっ、こういう話は何処でも似たようなもんだ」 安村「うーん……ありがとうございます。 取り敢えずチャレンジしてみます」 先輩「ははははっ……、お前たちが選ばれたらな。はははっ」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[先輩・後輩が居酒屋で……] カテゴリの最新記事
|
|