カテゴリ:和の心
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人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 躾(身を美しく)……恥の心 <Renewal> 高齢者や子供や障害者など……、 社会的な弱者に危害を加える近年の事件や……、 名の通った大企業の、不正ごまかし事件等を、 見たり聞いたりするにつけ、深いため息が出るのは、 私だけではないのではございませんでしょうか……。 人の心の原点の大切さを痛感するのでございます。 良い事だとか、悪い事だとか……という感覚を中心に、 教育が為されてきたように感じるのでございます。 ……これは大切な事であることは申すまでもありません。 悪い事はしてはいけないのであります……。 当たり前のことでもございまして、 子供たちはそのように指導されて参りました……。 大切なひとつの指導法でございます……。 ……しかし、何か抜けておりはしませんでしょうか? 良いとか……悪いとか……の感覚は、一般的に、 法や規律に照らしてどうか……という感覚でございますね。 また、 人は自分が嫌いな事を、悪いと判定しがちでございます。 法や規律の以前にある、倫理的な感覚は、 少し、横に置かれた感がございます。 私共は、 法治国家の日本に住む社会的存在でございますが……、 その前に当然、人として「個人」でもござまする。 自分の魂やアイデンティティーに、 起因した精神行動があって、 然るべきではございませんでしょうか? 何かの社会的な規範に照らした「良い悪い」の前に、 大切にしていきたいもの……それも重要なのでは……。 ……等と、考えるのでございます。 日本には、古来よりそのようなものがございますようで、 「道」という言葉で現されているようでございます……。 「人の道に反する」など……と、使われております。 人道主義という言葉が使われる時は、 一般的なルールの枠を越えるようでございますね。 我が国に古来から伝わる、文化芸能関連には、 この「道」が大変多いのでございます。 剣道、柔道、武道、合気道、茶道、華道……など等。 そして、 最も身近で、実態的に私たちを磨いてくれた概念は、 「恥ずかしい」「恥を知る」というものでございました。 「恥を知る心」は身に美しいものとして、 「躾」られてきたように感じます。 時折、テレビカメラの前に並んで、 よーいドンで頭を下げている会社幹部を見るにつけ、 ため息を禁じえないのは、私ひとりでございましょうか? 「申し訳ございません」という、全ての非を認めて、 反論が皆無という意味の言葉を、 「申し訳ございませんでした」と過去形で言って、 もう許されているかのような顔に見えるのでございます。 多分、 彼らの企業の決算書は、立派なものなんでございましょう。 そして、 それこそが唯一最高と思っている様な顔でもございます。 情けないこと……この上もございません。 戦後……、 特に東京オリンピック以降の時代からの、 知識重点教育にも……欠点がありはしなかったかと、 深い溜め息をついている、今日この頃でございます。 我々世代の幼い頃は、 日本人としての倫理観を、 しっかりと育まれてきたように感じております。 明治生まれの祖父や祖母によく言われたのは……、 〇 ご先祖様に顔向けのできないことはするな。 〇 世間に顔向けのできない事はするな。 〇 人様から後ろ指を指されてはいけない。 等などでございました。 そして、結婚披露宴のご挨拶の定番は、 『品行方正 学力優秀』で、 必ず品行の方が先でございました……。 弱い者いじめは、恥という概念、 「ウソをつくと閻魔さまに舌を抜かれる」という戒め、 そんな中で、育ってきたように思うのでございます。 ロータリークラブの活動の指標に 「四つのテスト」というものがございますようですが、 このような感覚の原点に立ちたいとも思っております。 『四つのテスト』 ――― 言行はこれに照らしてから ――― 1.真実かどうか 2.みんなに公平か 3.好意と友情を深めるか 4.みんなのためになるかどうか 先ずは己の襟を正して参りたい……と、 改めて思う今日この頃でございます。 (-_-) 愚痴にお付き合いいただき、ありがとうございました。 <m(__)m> 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ========================================================= ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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