カテゴリ:大切な言葉
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人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 【改訂】言葉の繊細さこそ 日本人の心のあらわれ[3] <前回>【改訂】言葉の繊細さこそ 日本人の心のあらわれ[2] 「例えば、君の会社に、俺が電話を掛けたとする……」 「ハァーーー……??」 「たまたま、君が年休を取って休んでいた場合だ……。……な」 「はい……」 「よく、返ってくる言葉が『大多はお休みを頂いております』」 「ハイハイ、よく言いますが……おかしいですかね?」 「うん、よく考えてごらん…………」 「…………うーーん……??」 「……休みを頂いて…………だぞ」 「…………はぁーー (^_^;)」 「こっちが、そちらに休みを与えた訳でもないからなーー。 違和感は拭えないな。 『休んでおります』で良いじゃないか」 「……確かに、そうか……シンプルな方がすっきりしますね」 「もう一度、日本語をシンプルに戻していきたいもんだなーー。 段々と、意味もなく複雑になってきている面もあるし……」 「出来るだけ叱られないように……とか、 後で、責任を追及されないように……とか、 相手に対するこちらの気持ちをより伝えたい……等、 こんな思いが渦巻いて、言い回しを複雑にしてきたような 面も、考えられますよ……」 「……なるほど。 確かに昔に比べると、社会全体で責任を追及する姿勢が、 強くなってきているからなーー」 「……昔、実際に経験したんですが、 私の上司の課長が部長に対してこんな風に、 言っていたことがあります。 或る案件の実施の有無を問われたときに、 『……はい、その件は絶対にやらなければならないだろうと いう感じで、強く主張した方が良いのかもしれません……』 ……ふふふふっ……。部長、キョトンとしていました」 「ふふふふっ……ははははっ……凄いなーーー(^。^)」 「後々の責任逃れの為の発言です。ふふふふっ……。 先輩、他にも具体的に指摘する例題はありますか?」 「うん……、『ございます』を連発するお偉いさんが 増えただろう?」 「『私、○○証券の者でございます』とか……おかしいですか」 「いや、そういうのは正常だ。 最近、時々耳にするのが、かなり大手の企業の支社長なんかの 挨拶なんだが……、 『お客様の苦情も貴重なご意見として聞いておりますが、 それらに対しこのように考えております』 というような下りの時だ……」 「…………ハイ……」 「お客様の苦情も貴重なご意見として聞いて御座いますが、 それらに対し、このように考えて御座います』……なんて、 言うんだよ。もう、可笑しくってなーーー( ̄ー ̄)」 「あっ、それ。分かります、わかります。 結構大手の企業の方や、官公庁系の人に多いですよね。 ……確かに、耳障りですね……。 『御座います』を付けりゃ―良いってもんじゃないですよね」 <続く> 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ========================================================= ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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