カテゴリ:実践ビジネス力
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人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 優れた営業マンの「話の切り出し方」に学ぶ [3] <Renewal> <前回>優れた営業マンの「話の切り出し方」に学ぶ[2]) 前田「真夏であれば、 さしづめ『毎日熱いですねぇー』ですかね……。 そういえば、公式の会合などの挨拶の冒頭にも よく使われますねぇ。 本日は晴天に恵まれまして云々とか、 お足もとのお悪い中……とか……」 阿武「そうそう、本格的な話や、会話を始める際のいわば 前置詞的な例としては極めて一般的ですね……。 落語とか、講談なんかでも『まくら』ってのが、 ありますね。(^-^) 慌てふためき焦って、対峙するなり本題に入ったり すると『突然やって来て藪から棒に何ですか……』 ……なんて、言われかねませんよね」 前田「……ナルホド……そうですね。 間合い……が、要りますね…………」 阿武「あとは、時と場所に応じて、色々と工夫をして、 『台風の被害はありませんでしたか?』……だとか、 『この暑さで何人か倒れたそうですね』とか……」 前田「『どうも、これだけ雨が降らないと水不足の心配が 出てきているみたいですね』だとか…ですね(^-^)」 阿武「そうそう、その日、その時の状況に応じて 脹らませて下さい……。気候は、自然でもあります。 太陽や、月や、星の話材も、時を得ておれば……、 良いものになるでしょう」 前田「なるほど、毎日の新聞とかも、そういう視点で読んで おくという事ですね? そうすると言葉が豊富になる……」 阿武「前田さん、あなたとても良いセンスしてますねぇーー」 前田「……えっ?」 阿武「私が、やる事のイメージを話したら、 あなたは、もう、準備のイメージに入ってる……。 それはとても大切な事なんです」 前田「…!!」 阿武「……もう少し話を進めますとね……、 これは、この後説明するすべてのキーワードについて 言える事なんですが………………。 お客様と対峙した時に、こちらサイドから無理して、 話のイニシァティブを取ろうと頑張らないことも 大切なことなんです」 前田「……!!」 阿武「……話がうまく噛み合わなかった場合なんかに、 かえって引っかかってしまって、 話材が枯渇してしまいかねませんからね……」 前田「はぁ~~……そうは言われてもですねぇ……。 一対一で座っている場合なんか、 こっちがリードしないと座が白けて しまいかねませんよ……」 阿武「ええ……確かにそういう場合もあります……ね。 まっ……相手の方にもよりますがね……。 ……できるだけお客様に喋って頂く工夫をすると良い でしょうね。 言い換えれば聞き上手になるということかな………」 前田「聞き上手……デスカ?……難しいですね (ー_ー)」 阿武「前田さん、勘違いしないで下さいよ。 こっちが営業を仕掛けに行っている訳ですから、 当然、本題に入ったら積極的に話す必要がありますよ。 当たり前ですね……。(^-^) ……ただ、本題に入る前の会話というのは、 例えていえば『相撲の仕切り』の様なものですからね。 『気を合わせる……』のが、最も大切になりますね」 前田「……相撲の仕切り……ですか。 あれは気を合わせているんですね」 阿武「昔……、相撲もラジオで実況放送してましたけど、 『気、合わずして仕切り直し……』ってのは、 アナウンサーの定番セリフでしたよ。 なんせ、制限時間なんてありませんでしたからね」 前田「ええっ!!仕切りの制限時間ってなかったんですか?」 阿武「そうそう、お互いの闘う気持ちが一致してから、 立つってのが、相撲の基本でしたからね。 審判が……相撲の場合は行事さんですが……ゲームの スタートを宣言しない武道やスポーツって、 他には無いのじゃないかなーーー」 前田「そう言われれば……そうですね。 『ハイ!始め!』とか言いませんね。 そうすると、中々気の合わない場合なんか、 延々と続いたんですね…………」 阿武「ははははっ……もちろんです。 お客様との関係と似てるでしょう……? ははははっ……(^。^)」 前田「……お客様があまり、喋られない場合とかは……」 阿武「そうですね……。 反応も薄い……とかね……。 そんな場合は誰でも苦労しますよね…………。 まぁ、出来るだけ、こっちの話を質問形式にしていくと いう事でしょうかね……。 相撲でも、相手があんまり立たない場合なんか 眼や動作でけしかけていましたよ」 前田「……質問形式…?………尋ねるわけですか?」 阿武「ええ『今朝は通勤時の雨、凄かったですねぇ。 お陰で、びしょ濡れになってしまいまして……』 なんて先に言うんじゃなくて『今朝は通勤時大雨でしたが 課長さん大丈夫でしたか?』等と、問いかけると 良いんじゃないでしょうか……」 前田「あっ、なるほど」 阿武「……すると、場合によっては、今朝の通勤時の大奮戦 の話が聞けるかもしれないし……、 また、課長さんのお住まいや、通勤手段などを知る事も できるかもしれませんよね……副産物として……」 前田「ふーん、そういうことですね。 ……なるほど……。 それで『ハイ』とか『イイエ』とかしか、 返されないような、そんな場合には、 こっちから少し話を出すか、早急に本題に入るように 進めるかでしょうね………」 <続く> 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ========================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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