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人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ ウチの子に限って…… 「何という事を言うんですか!!そんな事ありえません!!」 「……でも、何人もの子供たちが……」 「実際にウチの健ちゃんと一緒に居たんですか!その子達!」 「ハイ……、皆でサッカーをした帰りでしたから……」 「見たと言うんですか?ウチの健ちゃんが徹君を蹴るのを……」 「ハイ……、でも子供同士のちょっとしたふざけ合いですから、 もうお母さん、よしましょう……。 別に、徹君も怪我をした訳でもありませんし……」 「私は、そんな事を言っているのではありません!! ウチの健ちゃんは人様の足を蹴ったり、 絶対にしないと言ってるんです……」 「…………」 「そんな子に育てた覚えは、断じてありません……<`~´>」 「お母さんの気持は分りますけど……、 子供同士のちょっとした成り行きですから……」 「じゃー、何で山田さんとこの奥さんが知ってらっしゃるのよ。 山田さんの坊ちゃんが言い付けたからでしょう! 健ちゃんが喧嘩を吹っ掛けて暴力振るったみたいな話に なってるじゃないですか……」 「いえ……、それは……、あちらのお母さんが、オーバー……、 ……というか……考え過ぎられての事でして……、 実態はちょっと体がぶつかりあった程度の、 子供同士のふざけ合いですからぁ……」 「健ちゃんが、蹴ったと言われているんですよ。 あの子は絶対にそんな事はしません。 そんな風には私、育てておりません!」 「あのう……、奥さん……。 軽くですが、蹴ったことは事実でして……、 何人もの子供たちが見ております。 でも、事件でもありませんから、お母さん、 この話はこの辺りで終わりに致しましょう…………」 「じゃー、あなたは、私が他人に暴力を振るうような子供に 育てたとでも仰るんですか?」 「いえ、……でも……。あのう…………。それで……、 健治君は何と言っているのでしょうか……?」 「それは、もちろん…………」 「徹君を蹴っていないと……言ってるんですか?」 「そうは言ってないですよ。でも、蹴ったなんて言ってません」 「……ということは、黙ってるんですか……?」 「……」 「お母さん、私……、裁判みたいな話にするのは嫌なんですが、 ……しかし、蹴られた徹君はもちろん、 その場に居た何人もの子供達が、健治君がふざけて……、 徹君を蹴ったのを知っているんです。 お母さん……、これは大した事ではないのですが……、 歴然たる事実なんです」 「……そんな風に……言われても……」 「お母さん、お聞きします。 ひと様を蹴るような子には育てて無いと……仰いましたが、 事実を隠匿するような子に育てられたのでしょうか………?」 「失礼な事を言わないで下さい。……何様のつもりですか!」 「健治君……どうして、本当の事を言わないのでしょう……?」 「…………それは……」 「お母さんを気遣っているんでしょう……ね。 お母さんの思い込みと……自分のした事が違うから……」 「…………」 「子供は、親が思った通りになんか育ちませんものね……。 親の知らない所で色んな人と交わりながら、 色々な失敗を繰り返しながら学んでいきます。 お母さん……、男の子ですから体のぶつかり合い位は、 ありますよ。元気な証拠です。大したことではありません。 ……そうやって、みんな成長していくんですから……」 「私……失礼します……」 「……どうか、健治君を叱らないで下さいね……。 活発で、皆に人気のある良い子なんですから……」 「……(;一_一)」 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ==================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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