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人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 羽生選手に見た「諦めない心」と「執念の心」[下] 「和尚さん、どういうことですか?意味が分かりません」 「うん……ちと、理屈っぽくなるかもしれんが…………。 良いかな……。 羽生選手を例えにしていうなら、 彼は『負けん気が強い』のではなく 『勝ち気』なのでござろうな……( ̄ー ̄)」 「えっ……? 『勝ち気』にございますか……? 『負けん気が強い』のと一緒ではござりませぬか……。 要するに負けたくないのですから……。 もう……和尚さん……(^ム^)」 「それがじゃ……、 微妙に違うんじゃよ……これがの」 「……? どう違うのでござりましょう?」 「フム……。 『負けん気』と申すは、 正に負けたくない気持ちじゃ……」 「そうです。 どんなことがあっても負けたくないという気持ちです。 その気持ちそのものです」 「うん……それならば……<`ヘ´>」 「……それならば……??」 「勝負しなけれぱよいのじゃよ……。 勝負しなければ、勝ちも無いが、負けは絶対に無い。 …………絶対に負けないのじゃ!」 「………!! (゜_゜ )」 「一般的にな、 勝ち気な人間というものは、勝ちたい訳じゃから、 よほどの事情がない限り、 ほとんど勝負を避けることは無い。 勝負しないと勝てないからな……。 勝つために『勝負』は、必須や」 「………?」 「俗守殿……貴殿は、負けん気が強いと言っておったが、 例えば、9勝1敗と、12勝15敗の どちらに高い価値を見出すかな……?」 「そうですねぇ……。 やはり、9勝1敗の方です。 勝率が、抜群に良いですから…………(^-^)」 「そうじゃろうな。負けたくないのだから当然じゃ。 しかし、勝ち気な人間は勝ち星の多い方に、 価値観を見出す例が多いんじゃよ………」 「勝ち星ですか……」 「うん……、小さい子供と相撲をとったことがあるかな? 負けても、負けても、何十回負けても仕掛かって来る、 それも泣きそうな顔してな……。そんな子がいる。 それで、可哀相になって、一回だけ負けてやると、 勝った勝ったといって、まるで、全ての勝負に勝ったかの ように喜んで自慢する子がいるじゃろう……? あれが勝ち気な子じゃよ」 「うーーん…………。しかし……」 「もう何年前になるかのう……。 羽生選手がリンクで他の選手と衝突して頭を怪我したのは」 「はいはい、そんなことがありましたね……」 「誰もがその後の試合を棄権すると考えた……。 試合ができる状況ではなかったからのう……。 無理に出場しても勝てる確率は極めて低い。 しかし、彼は出場したのじゃ」 「はい、確かに……驚きましたが……」 「飛んでは転び、転んでは飛び、何度繰り返したことか……。 最後まで勝ちに行こうとした。 ……なんと、勝気な子じゃ……と、 その時に思ったわい……」 「なるほど……徹底して『勝ちに行く』選手なんですね。 羽生選手は……。負けたくないとか、諦めない……とか いうのではないんですね……」 「うーん……真実は、そうかもしれぬ……(一_一)」 「ええっ!! 和尚さん! 今更……!!」 「いやいや、真実は分からぬからのう…………。 拙僧は、そのように考える……という話じゃよ。( ̄ー ̄) 参考になれば何よりじゃ…………」 <完> 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村 ========================================================= ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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