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2024/08/20
カテゴリ：ちょっと一言
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 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。  にほんブログ村^-^◆ リーダーシップと言う程の事でもないが 以前、ちょっとした小山だった土地が宅地造成されて……、 当時、全国でも珍しいくらいの規模の大きな団地ができた。 公園も数ヶ所設置され、公園内に立派なテニスコートもできた。 ……それから３年………。 そのテニスコートは周囲を草に覆われて、 中心部が島の様な形になった……。 誰一人として使う人がいなかったからだ………。 とても、立派な設備なのに………。 この巨大な団地にはテニスをする人がいなかった……。 もったいない話だ…………。  昔から近隣に住んでいる一人の若者が、 いつもため息混じりに、テニスコートを眺めていた。 幼い頃メジロを捕らえに来たり、 自然薯を掘りに来た小山が団地になったので……、 時々昔を懐かしんで、1キロ近く向うから散歩に来ていたが、 このコートを見るたびに淋しい思いをしていた。 彼は若いテニスプレーヤーで、 いつも別の場所で練習していたがテニスを愛する者として コートが荒れ放題というのは淋しく辛かった……。 ある時彼は仲間と話し合って市役所に出かけた。 市の管轄になっている、このコートを活用して、 テニス教室を主催しようというのだ。 市の担当職員は特に喜ぶ様子も無く、 淡々と広報誌への掲載手順を教えた。  当局に草取りと清掃を約束させて……、 第一回目の会合を一ヵ月後に団地の公民館で開くことにした。 ○○団地○丁目コートで「ソフトテニス教室開催（定期的）」 ○月○日（日曜）午前10時から ○○公民館に集合 要領の説明会を行なう。 といった、趣旨の記事が市の広報誌に掲載された。 説明会当日…………。 約80名の老若男女が集まって青年達をビックリさせた。 初心者の数が多かったが、何とテニス経験者が15名近く居た。 その内の、半数はテニスコートから徒歩で10分以内の所に 住んでいた。 何と、国体出場経験者も居た……。  かくして、教室の運営が始まり、 同好会へと発展していった訳である。 現在も５０年以上も続いている。 ●……テニスコートは立派なものがあった。 ●……近所にテニス経験者も居た。 ●……常々、テニスをしたいとは思っていたが動かなかった。 ●……誰かが、日程と場所を決めて集めたら皆集まった。 ●……そして、活動が回転し始めた………。 世間というものは、 指揮者のような人、 添乗員のような人、 ……旗振り役が居ないと、 中々、活動的な団体行動は起こらない。  逆に、積極的に旗振り活動を展開すると、 様々な事柄が、どんどん動き出すという事でもある。 いかにも消極的な感がしない事も無いが、 それが、世間の……、というか、民族の特徴なら、 そういう進め方をどんどんやって行こう………と、 その青年達は考えた…………。 リーダーシップと言うほどの事でもない。 ちょっとしたお世話で良いわけだ。 ……と悟った。 それから……、少しずつだが……、 青年達は成長していった。  人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 にほんブログ村==================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路（ビジネス編上巻・中巻・下巻）』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路（ビジネス編上巻・中・下巻）』  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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